第6話
ナオミは両手を広げて、カズトに胸を差し出すように突き出した。
息を呑むカズト。
恐る恐ると服の上からナオミの双丘を両手で優しく包んだ。
「ひゃん!」
可愛い声をあげてしまうナオミ。
カズトは服の上からでも分かる彼女の乳房の柔らかさと弾力に衝撃を受けていた。
「すごい‥‥これが女の子の胸なんだ」
初めて触る女子のおっぱいに興奮して、思考がつい口に出してしまった。
ナオミはクスっと笑う。
「そうだよ。これがおっぱいだよ、冷泉くん」
「う、うん‥‥」
僅かながら手に力を入れて揉んでみる。
「うんっ‥あっ‥‥ちょっと、揉むのはダメだよ‥‥」
「これも触る部類だろう」
「む~」
最初は慎重に丁寧に揉んでいたが、徐々に興奮で鼻息が荒くなるにつれて、揉む速さや力が強くいやらしい手つきとなっていく。
「あっ‥んっ、ちょっと、冷泉くん。揉むなら、もうちょっと優しく、揉んで、ひゃん」
揉めば揉むほど甘い喘ぎ声が漏れ、よりカズトは興奮してしまう。
「もう‥‥いつまで、揉むのよ‥‥んっ」
そういえば制限時間を設けてはいなかった。
「もうちょっといい?」
「これ以上、揉むと‥‥値段を、あんっ、上げるよ」
どこまでも、いつまでも、ナオミの柔らかいおっぱいを揉んでいたかったが、
--キンコーンカンコーン♪
昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴り響き、ここで強制終了となった。
ナオミはハァハァと息をきらしつつ、顔が紅潮していた。
「こ、これで、3000円の借金は返済だからね‥‥」
そう言い残し、ナオミは足早に立ち去っていった。
カズトはおっぱいの感触を忘れないように、暫し手を広げたままにしていたのだった。
借金ヒロイン、返済先は地味男子!? 邪代夜叉(ヤシロヤシャ) @yashiroyasya
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