社会旅行記

マナセカミト

第1話 新卒社会人並み感

4月1日(火)から私の社会人生活が始まる。初日は入社式、入社手続き等。

2日は健康診断。あと色々説明もあるらしい。

両日とも夕方に懇親会があるらしく1日だけで良くない? と思ってしまうけど。

かなりアットホーム系のところで、私みたいなコミュ障な人間がうまくやっていけるのか。そういうサンプルデータを提供する意味でも、私は頑張って3年は続けようと思っている。そして日々、出来事や思考を綴っていく。


朝早起きすることに苦手意識のある私だが、次第に慣れてくるだろうか。

大学がだいぶ時間的自由があったから、最初は苦労するだろう。はあ。入学当初に戻りたい。『四畳半神話体系』みたいな感じで、今この瞬間、時間が巻き戻りあの頃へ……なんてことはない。そもそも巻き戻りとか以前に、生まれたくなかった。

……ポジティブにいこう。

社会に出ることで世界の新しい一面を知ることができるから、楽しみでもある。

私が社不すぎて「社会しんどすぎる」ってなるか、「意外と社会適合できるなあ」ってなるか。

無能健常者(普通の人よりも全体的な能力が劣っているけど特に診断受けてるわけでもない自称グレー的な者)として社会をサバイブする。もはや旅行気分である。


多くの新卒社会人は参考にしてほしい。一生働くわけじゃないだろう。さっさとお金貯めてセミリタイアだ。

だから期限付きのものであって、これは旅行なのである。

心を摩耗させず、気楽にやっていこう。少なくとも私はそうする。

事前研修のJava講座とか色々受けたけどほぼ覚えてないんだが大丈夫かな。

キング本田さんのホスト入店動画を見返して、下には下がいることを認識し落ち着こう。


こんなこと言うのはよくないかもだけど、昔ってプログラミングとかエンジニア職なんてなかったわけだよね。

それでも社会は成り立っていた。

なら、絶対に必要なものではないし、人手不足のこの時代、最低限生きていくために必要な仕事以外は緩やかに無くしていった方がいいと思うんだよね、世界全体で。

いくら世の中が便利になっても、週40時間も働かなきゃいけない時点で、ね。

仕事をしない人は社会問題を解決していく感じでいいと思う。加えて、素朴な芸術活動及び鑑賞。

働かない若者って日本以外でも結構問題になってて、世界の15~24歳の20.4%がニートであることが国際労働機関(ILO)の調査でわかっている(2023年)。

そういう流れだよね。明らかに、働かないとだめ、みたいなのって古いもの。


そんな中、私は明日から労働に従事する一歩を踏み出すわけだが。

とりあえず、私の社会人体験によって、一人でも参考になると思ってもらえればいいかな。


エンジニア職はどんな感じなのか。

最初の3ヶ月は研修だけど、かなり管理的な感じがしてて、私はスキルを身につけたいとかそういう志向性が少ないから、わりと大変かもしれない。

最初は、3ヶ月は勉強するだけで給料貰えるとか良いよな、とか思ってたけど、いざ迫ると憂鬱なのだ。


就活で内定決まるのって大抵約1年前(大学四年春)とかだよね。その時から1年も経てば、若者なんて変化が激しいんだからミスマッチが起こる気がするんだが。

もっと3ヶ月前くらいに決めるような採用システムにした方がいいよね?

というより、もっと会社を辞めやすく、企業は社員をクビにしやすい制度にした方がいいよね。

そういう社会変革はしていきたい。社員を簡単にクビにできないことはかなり欠陥だと思う。無能側も、早い段階でクビにしてもらえた方が別の自分の特性にあったものを探せるし。

でも、「成長見込み管理」みたいなのは必要だと思うけどね。

とか、色々語るためにもとりあえず社会を知っていこう。


どうなんだろう。普通の社会人ってもっと夢や希望に溢れているんだろうか。それとも私みたいに、働きたくないニートしたいよママー、って感じだろうか。

個人的には半々くらいなんじゃないかなーと思うんだけど。

それでも、私を雇ってくれたわけだから、最低限はこなせるように頑張ろう。


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