高校生のダンジョンデビュー!発情スキルで魔物を虜にする冒険

@kaminetu

プロローグ修行して強くなる話

僕の名は育池尾いくいけお高校生だ。僕のスキルは発情ボディで触れただけで男女、機械関係なしにイカセルことができる個性だ。

 

 個性を受けても無効化にできて遠距離攻撃は通じない。ただし、近距離の肉眼戦に弱いが一撃で倒されなかったらまけない。

 

 そんなスキルである。そのため俺に触れようとする少女たちはいなかった。それで俺はいじめられた。

 

 当然だ。イカセル具合は俺の心境で変わりうまくコントロールできない。失敗したら失神させてしまうかもしれない個性だった。

 

「イクイケオお前キモいんだよ。あっちいけ。俺に触るな」

「ごめん私、えっちじゃない」

 

 などと何度も何度も言われて俺は犯罪組織になるしか方法がなかった。と思ったが冷静に考えてみた。それでも俺はヒーローになりたいとそう思った。

 

 まだ中学2年生時間はある。誰かが言っていたが言っていた。挑戦しないで諦めるのは惜しいと。そのために俺はまず神社に行き滝修行をしたいとお願いし、何十回もお願いしなんとか同行することができた。

 

 滝にあたり神経を集中させる。滝を発情させるそう願った。徐々に滝の温度は上がっていく。今にも苦しいのか滝がさらに大量に降って来る。

 

「ヤメイ」

 

  滝を発情させてしまった事に気がついたようだった。当然俺は罰が当たるかと思いきやそうではない。丁重に神社のシャワーを浴びて室内に入る事を許された。

 

「この神社の滝は1000年前お湯が暖かかったそうじゃ。40℃のお湯がいいと言われていた。さっき測ったら40℃ピッタシ。どうやらこの神社を守ってくださる神すら発情させてしまったのかもしれない」

 

 急に滝の話から神まで関わって来るとはいささか不思議なもんだ。

 

「40℃になったときに新しい力を獲得できると言われている。その力はスキルに進化をあたえて強固なものへと進化する。即ちお主は何かの力をゲットしたはずじゃ」

 

 この人全く俺に喋る隙を与えない。マシンガントークで何度も撃ち続けるタイプの人間だ。

 

「これを渡そう。神に愛された縄じゃ。古びているとはいえ、まだ力があるはずじゃ」

 

 俺は次の言葉を待つ前に素早く「ありがとうございます」とお辞儀をして持った。その瞬間だった俺の個性は進化した感覚がわずかにあった。なんと物に触れて倒したい相手も触ると発情してしまう縄をゲットしたようだ。

 

「なんじゃこれは。ワシもイカされるのか。きもちがえええのうなんて気持ちがいい銭湯じゃ」

 

 俺は無心の心でおちつかせて銭湯に行きたくなる威力に弱くできたのだった

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