巡るギフトの行末は。

死ぬ前に一度使えるギフト。なにかを奪われた者に授けられ、そして奪ったものは同じ死に方をするという。

ブラックユーモア満載の短編連作で、おにぎりを食べたいおばあさんと、安くなったおにぎりを買った中年男性、看護師の次のエピソードが流行りの感染症にかかった父をもつ学生など、少し関連性を持たせているのが個人的にツボです。