〈コメント〉
この作品も、第一回に続き、三年程前のものなので、当時のことを思い出しながら書いていこうと思います。
今回のお題は「金属バット・クリスマス・パソコン」でした。第二回の開催がちょうど十二月だったので、時事ネタとしてクリスマスがお題になっています。金属バットもM-1の敗者復活戦で面白かった芸人さんのコンビ名からお題にしました。パソコンは目の前にあったとかだったと思います。
現代社会においてパソコンはかなり身近なアイテムなので使い勝手は良いと思います。クリスマスが舞台背景を若干縛っているのと、金属バットがただのバットではないところが少し難しいかもしれません。全体的に癖の無い単語ではありましたが、三つの単語の方向性自体は違っていて、相性が微妙に悪く、三題噺としてちょうどいい塩梅だった気がします。
僕は「クリスマス」と「金属バット」から、最後の「血染めのセーラー服を着た少女」を考えました。サンタさんを模した見た目で、迎えに来るイメージです。そして、そこへ至る道筋として、残業リーマン(「パソコン」の消費)がゾンビパニック(血染めの理由を作るため)に遭うというストーリーを整えました。
今回は、ゾンビパニックのクリスマスというシチュエーションがコミカルなので、ポップでテンポのいい文章にすることを意識しました。読点による文の区切り、オノマトペの使用、文字を重ねた叫び声、あたりです。スピード感が伝わっていれば幸いです。
今回は上げるにあたり、読みにくかった部分をちょっと書き直しました。多少は成長できている実感が湧いたのは良かったです。
第2回 アンハッピーニューイヤー 佐々木キャロット @carrot_sasaki
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