序盤は典型的なネタスレとして進行し、住民との軽妙なやり取りが続く。しかし終盤、突然の「公園で子供が誘拐された」という書き込みで空気が一変。読者は「妖精=誘拐された子供」ではないかという疑念を抱かされる。ファンタジーと現実の境界を巧みにぼかしながら、不気味な真実を仄めかす構成が秀逸。ユーモアから一転して恐怖へと導く、ネットならではの短編ホラーの佳作。
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