文章を読み進める中で、「ひな祭りっていいイベントだな~」と何度も思わされました。
主人公は主婦として、「ひな祭り」のイベントをしっかりやり遂げようと奮闘します。
しかし、それはかなりの重労働。七段の雛飾りを設置するのがストレートに重労働。そして子供や夫の世話に加え、雛祭り専用の料理も用意しなければならないという。
でも、そこから滲み出る圧倒的な風情。
彼女の奮闘そのものをコミカルに描きつつ、「ひな祭り」で出会うことの出来る「そこにしかない空気」や「そこでしか味わえないアイテム」が次々と登場する。
ひな祭り料理も美味しそうだし、やっぱりお雛様や独特の飾りつけも味わいがあっていいなあ、としみじみ感じました。
こんな素敵なイベントだったら、やっぱりしっかり堪能しないともったいない。来年からはもっとこの時節というものにしみじみ目を向けてみたいと感じました。
風情や情緒、そしてパワフルな楽しさ。それらをふんだんに味わえる作品です。