2025年12月13日「仕事で病んだけど、新曲紹介していくよ!」

 どうも〜名無之で〜す。

 今週、上長から未経験の仕事を任されて自分なりになんとかまとめたのですが、ボッコボコのフルボッコにあいまして、2年ぶりくらいに持病が再発しました。

 おかげで何もやる気が起きず、執筆もできていなければ、皆さんの作品を読みにいけてないです涙。申し訳ない……。

 今はだいぶ治ったので、ここからボチボチ活動を再開していこうと思っています。


 さて、ここで上長に対する恨みつらみを吐き出してもいいのですが、そんなことしても小遣い稼ぎにもならないので、今日は少し前に発表した名無之交響楽団の新作についてお話しします。

 まだ、聞いてない人は、以下のリンクから聞いてみてくださ〜い!


 名無之交響楽団/カツテ人ダッタモノ

 https://youtu.be/gg7TPYd_84M


 知らない人のために説明すると、名無之交響楽団は、名無之権兵衛の作品を楽曲化するプロジェクトです。

 プロジェクトと書いていますが、作詞作曲映像制作しているのは名無之権兵衛です。つまり、自分で自分の作品を音楽化しているわけですね。「勝手にYOASOBI」と僕は呼んでいます。

 前回は「最っ高に面白い物語(https://kakuyomu.jp/works/1177354054921039644)」を元にした「最っ高に素晴らしい曲(https://youtu.be/WOm6bntcLTE)」を発表しました。

 今回は、「トマス・プランテーション 資料1『軍人』第1話(https://kakuyomu.jp/works/16817330667228098443/episodes/16817330667228124843)」をリファレンスしました。

 なぜこれを選んだかというと、完全にエゴです笑

 個人的にトマス・プランテーションはクローズドサークルものの一種の到達点なんじゃないかな、と思っていて。もちろん、僕の文章の拙さとかあるんですけど、物語の展開だったり背後に潜むテーマだったり。たぶん、同じものは2度と作れないし作られないだろうな、という実感をすごく感じる作品なんです。

 なので、これをもっと多くの人に届けたい。

 僕は資料1の内容とミックスする組曲のようなものを作成しました。この「カツテ人ダッタモノ」はその第1作です。


 歌詞についてはなるべく第1話の時系列に準拠するようにしました。

 レスターがウエサワの死体を見つけて、イレーネが彼を犯人だと喚く。次々と「役者」が集まってくるところに死んだウエサワからメッセージが届く。

 それを細分化して必要なパーツだけを繋ぎ止めた歌詞になっています。


 曲のテンポはランダムで決めた気がします。

 気がします、と書いたのはかれこれこの曲を作ったのが4月で半年以上前だったからです。

「最っ高に素晴らしい曲」に近いテンポだったのですが、今回はDrum&Bassではなく、Seven LionsのようなMelodic Dubstepにしてみよう、と食指が動きました。ここら辺は趣味の領域なので、あまり言語化することはしていません笑

 Melodic Dubstepの特徴的なドロップに持っていくために、歌詞に合わせて曲を作って行きましたが、全員の携帯電話が鳴るところはこだわりました。

 あそこでたくさんの携帯がなっているのですが、どの順番でどう鳴らしたらいいのか。何パターンか作って試した記憶があります。

 ドロップについては、コード進行を決めてそこから浮かんできたメロディーに合わせてベースやワイドシンセなどでレイヤリングしました。思った以上にちゃんと迫力を出すことができてよかったです。

 2番でウエサワの独白に入るわけですが、ドロップで1番と同じにしてもなんかつまらないぞ、ということで結局Drum&Bassに戻ってきました苦笑。ま、個人的には1番と2番で区別化できていて、2番で1番の携帯の通知音をサンプリングできたので、よかったかな、と満足しています。


 イラストについては、モカちゃんをウエサワに見立てて死んでいる感じにしました。

 本当は流血差分も入れようか迷ったんですが、流石にモカちゃんが可哀想だ、というのと、YouTubeから警告が出るか心配だったので、なしにしました。(決してめんどくさかったから、などと思ってはいない)


 歌詞テロップとかは適当につけようかな、と思ったのですが、気になったらこだわってしまうのが僕の悪い癖。気づいたら専用のソフトでコンマ1秒のズレと戦っていました笑 でも、楽しかったので、よし!


 とまあ、こんな感じで楽曲制作の裏話を簡単に話してみました。いかがだったでしょうか。


 すでに次の曲に向けた準備も始めています。

 今度はイラストにかなり力を入れようと思っているので、楽しみにしていてください!

 今月末には公開できたらな、と思っています。


 小説の方も同時期に「エックス・ワールド」の改稿版を公開したい。

 今公開しているものは非公開にしようと考えています。まだ読んでいる方は早めに読み終わっていただくか、新しく公開されたものを読むようにしてください。


 というわけで、今日は新曲の裏話をして行きました。

 新曲の感想をコメント欄でぜひ教えてくれたら嬉しいです!

 それでは。


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