あとがき

 どうもこんにちは、無名作家の流月蒼真です。今回の『王立錬金工房は本日も大忙しです』楽しんでいただけましたでしょうか? 少しでも面白いと思って下さったら嬉しいです。


 この話は様々な異世界系漫画を読んでいて思いついたものです。思いつく前にも「錬金術師の話書きたいな……」と考えていたのもあったので、丁度よかったかなと。

 前にもファンタジーを舞台にした小説を書いていたので、その世界線に合わせて作っています。あくまで世界線だけであって、中身は大きく変えているんですけどね。魔術の詠唱とか。

 序盤の展開ですが、かなり漫画にしやすい感じに出来たんじゃないかなと思います。そういうところも少し意識して書いてみました。これで絵があれば皆さんの脳内でリキュアやエクシールが動いていたんでしょうね……って考えると、やっぱ絵の効果は偉大だなって改めて感じます。誰か描いてくれないかな……?

 これは前作のファンタジー小説とやや被りますが、やっぱり私は魔術に関しては詠唱有り派の人ですね。そりゃあ技名だけの魔術も捨てがたいとは思っていますが『これはこういった感じの魔術だ』と言い聞かせる時に、命令形の言葉はシンプルかつ非常に分かりやすいものだと思っています。詠唱だけで魔術の大体の想像が付きやすく、本文を書く私にとっても地の文の説明がしやすいですし。詠唱する方もされる側も一秒程度で済むので、対人の場合は咄嗟の判断が鍵を握ることでしょう。デメリットとしては単調になりやすいことでしょうか……。


 この話は八月頃には既に完成していましたが、私の都合的な感じで出版が遅れました。新人賞投稿の手続きとか手直しとか色々ありましてね、という言い訳をさせて下さい。

 あと、そうですね。エクシールかなり可愛く描けたかなと。一人称が自分の名前で活発な獣人のヒロイン……いいです。助手としての距離感や立ち振る舞いも推しポイントですよ。


 最後に謝辞を。

 今回この本を手に取って下さった皆様に多大なる感謝を。まだ無名作家の流月蒼真ですが、これからも精進します。またどこかでお会いしましょう。

  



 作品名・・・王立錬金工房は本日も大忙しです


 発行年月日・二〇二二年十二月

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王立錬金工房は本日も大忙しです 真幻 緋蓮 @SingenHiren

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