侍の歴史
林崎知久
本編
侍の歴史
1,侍とは
ーーー※ーーー
刀剣や弓矢、槍etc,の武器を使い
戦う日本古来の戦闘民族の総称。
平安後期頃から台頭し、鎌倉幕府から
本格的に日本全国に出没し始め、室町幕府
~戦国(安土桃山)から武士とも呼称される。
「戦国三英傑」とされるのは織田信長公、
豊臣秀吉公、徳岳家康公である。
家康公が「関ケ原の合戦」で天下を取り
江戸幕府を開き三〇〇余年は太平(平和)の
世となるも、嘉永6年、江戸・浦賀沖に
ペリー提督の乗船する黒船が来航する。
日本は再び戦乱の世を迎える。
戊辰戦争の「鳥羽伏見の戦い」後、明治
政府が設立、「廃刀令」が施工され侍は
姿を消す。--
ーーー※ーーー
2,侍の主な歴史
ーーー※ーーー
侍の歴史は古く、元々平安や鎌倉の時代は
都を守護、地頭する目的で集まった武者であり
室町から戦国へ時流が移ると貴族よりも優位な
立場となり、そんな戦国、安土桃山になると
農民や商人が元の生まれだとしても誰でも
成り上がれるいわゆる「下剋上(げこくじょう)」
と呼ばれるようになる。その最たるいい例は
豊臣秀吉公だ。彼は元々農村出身の百姓だったが
生まれ持った知性を発揮し外交にも優れた
人物だった。
そこに目を付けた織田信長公に取り入れられ
見る見る内に頭角と才気を現した。秀吉公は
武力よりも高い知力で様々な合戦に参加、武功を
立てていく。秀吉公の下に付く
軍師の名は黒田官兵衛
でありその男の見事な
戦術も相まり大出世を果たす。
その後、信長公が没すると
天下を手中に収め側室であった
淀殿との間にできたご子息の
豊臣秀頼公に家督を譲り
自身は関白とし、民から「太閤」と評された。
ちなみに筆者は秀吉公
を演じた俳優の方ではまり役だと
思ったのは役者である竹中直人氏であり、
この方は大河で
二度も豊臣秀吉公を
豪快且つチャーミングに演じた。
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3,侍のその後と娯楽
侍が獲物とも呼ぶ刀剣、
日本刀はそれ以前にも古代太古
の世から自分と家族、その他大勢
の人や自国を守る為に
戦ってきた。日本刀は
白い「腹」と呼ばれる部分が刃、
黒い「背」と呼ばれる部分が峰
とされているが元を辿れば
中国の剣もそれらと
少しばかり似ている。
さて話を元に戻すと
侍は明治以降になると
どんどん衰退していく。
時代は西欧列強
となり上記の通り、
「廃刀令」と法律である
「仇討ち禁止令」が
出たことが原因である。
しかし、その後も侍が世の中から
忘れ去られる事は無かった。
それは何故か?
様々なメディア展開で
彼らを広く世に伝えられたから。
いい例がテレビドラマでは
「時代劇」と「大河ドラマ」だ。
小説も司馬遼太郎氏がよく書くが、
筆者もサーチワンアプリ~
やJIKU-ADBENCURE,S~
などの連載作品でジャンルはSFだが
偶に時代劇的な要素を
作品に入れているから是非ご拝読いただきたい。
ここまでのご拝読、誠に感謝する。
侍の歴史 【完】
侍の歴史 林崎知久 @commy
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