新しい世界へ
@smiling
新しい世界へ
ある日、リビングでのんびり過ごしていた僕は、ふと隣室から聞こえてくる音に気づいた。最初はちょっとした音だと思っていたけど、それが次第に大きくなっていく…。ゴゴゴゴ…ズズズズ…スルルル…。
「あれ?なんだこれ…」と思って隣室に耳を澄ませると、妻が麺をすすっている音だった。しかもその音、ただのすすり方じゃない。まるで麺がうねりながら渦巻くような、どこか地球の中心で起きている現象を目撃しているかのような音。まさに麺の嵐。
僕はしばらくその音に耳を傾けていたが、気がつくと、無意識のうちに「すごいな…」と呟いていた。そんな僕に気づいた妻が一言。
「音立てないで食べてって言ったでしょ!」
「あ、ごめん…でも、あれ、なんか新しい世界の扉を開いたような気がしたよ。」
妻はニコっと笑い、「じゃあ次は一緒に麺をすすって、新しい世界に行こうか?」と冗談半分に言った。その瞬間、僕は思った。この音、実は我が家の中で進化した未知の音楽だったのかもしれない。
麺すすりバンド、始動!
新しい世界へ @smiling
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