図書委員ではないのに、放課後の図書室のカウンターで本を読む朝霧さん。目が離せない容姿やクラスの女子たちとはちがう口調に、惹かれているぼく。まだ恋の自覚がない小学生らしいピュアで微笑ましい放課後のひとときに、にまにまが止まりません!かつて10回クイズを友達と出し合ったことを懐かしく思い出させる、素敵な短編です。