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好きになんて、ならなければよかった

好きになんて、ならなければよかった

華周夏

おすすめレビュー

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★★★
★6
2人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • Maya Estiva
    1032件の
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    ★★★ Excellent!!!

    心に残る甘くほろ苦い記憶

     降りしきる雨、冷たい夜、静かに胸を締めつける思い出。
     三輪の心は、賢治との関係に揺れ続けていました。

     すれ違いながらも、手放すことができなかった二人。
     彼の言葉、彼の仕草、そして冷凍庫に常備されたアイスクリーム。
     ささやかな日常の中に、確かにあった温もりが、時間とともに変わりゆく様子が切なく胸に迫ります。

     立場が変わり、距離が広がり、想いはすれ違うばかり。
     それでも、かつての幸せな記憶が心の奥に残り続けるのは、彼女が本当に愛していた証なのかもしれません。

     何気ない日々のやりとりや、淡々とした言葉の中に詰まった感情が、読後もじんわりと心に染み込んでいきます。

    • 2025年2月16日 19:49