今回のエッセイは、とても心が穏やかになります。
スキル。
ラノベ好きにはたまらない、言葉の響き。
誰もが憧れません?
自分だけのスキルって。
今回の主人公は、お花や木々の声が聞こえる子。
それがおかしいと、変な空気になるところから、この物語(エッセイ)は始まるワケですが。
読後、とびきり優しい気持ちになれる。
昨今、ザマァとか。
勧善懲悪とでも言いたいのか、過ちは微塵も許さないという風潮があるような気がします。
「お前が悪い」と断じるでもなく。
塗り替えるのです。
何を?
そう疑問に追われた方は、ご一読を。
作者様の優しく、それでいて模写は難しいだろう、この方だからこそ書ける世界観があります。
これ以上、書くとネタバレになっちゃいそうだから、一言だけ。
科学や数字じゃ計れない何か。
均一な教育では得られないこと。
個性が大事と良いながら、没個性が求められる空気。
でも、人からはみ出た何かをもっている子のソレは「可能性」というんじゃないでしょうか。
そんな、違って良いと優しく背中を押してくれるエッセイ。
ダージリンティーでも淹れながら。
もしくは、お抹茶をたてながら。
この優しい世界に浸ってみませんか?
きっと、明日から色々な人に優しくできるはず。