こっくりさん、貯金箱に閉じ込められる

占いをする少女の求めに応じて、十円玉に宿るこっくりさん。
 だが占いが終わった後少女は『おかえりください』と言わずに、そのまま貯金箱に入れてしまい――

 十円玉に宿るこっくりさんの一人称(?)で綴られた作品、内容も文体も軽快ですらすら読めます。
 こっくりさんを扱っていますが、ホラーが苦手な方でも楽しく読める良作です。

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