強い敵と戦いたいと強く願った武士が、気が付けば、亜人との戦争の最中である異世界へと転移していた──という導入から始まる本作品は、主人公である諸白鬼十朗のキャラクターにまず目が行く
戦を求め、強きを求め、血を求める
戦に飢えた餓鬼とも言える鬼十朗が、バッタバッタと亜人を斬り伏せていくのは壮観の一言だ
しかも、変身する!
仮面ライダーを始めとする変身ヒーローが好きな方にとっては、まさに鬼に金棒
美味しいところだけを詰め合わせたような作品に映るだろう
武士、異世界、変身ヒーロー──もし一つでも琴線に触れたのなら、読んでみる価値は十分にあるはずだ