ある画家の狂気

あるいは、画家にかけられた解けない呪いかもしれません。

ただ少しでも表現に携わる人は、一つ事に只管専心する彼の姿にある種の羨望を覚えるのではないでしょうか。

それが幸福かどうかは本人のみが知るところですが。


カクヨムさんで良い短編に出会うことは僥倖です。

それは良い短編が少ないという意味でなく、良い短編と出会う接点が少ないという意味で。

継続的に更新され通知もされる長編と違って、少ない話数で完結する短編は埋もれてしまいがちですからね。

それだけに、良い短編と出会えた幸運は大切にしたいものです。

こちらは、そんな作品のひとつと考えます。