心霊現象に悩まされる灯籠ぼたんが訪ねた先の心霊相談所で出会ったのは、霊を『食べる』という奇抜な除霊方法を持つ––––仏原芳一という男でした。なんと仏原は「霊=カロリーがマイナスの食べ物」と認識し、霊を食べたら痩せてしまうため……あらかじめ太っておいているのです。そんな狂った男である仏原と灯籠ぼたんさんのこれからが非常に気になる、コメディとホラーが大変バランス良く調和したこの秀作を––––。ぜひあなたも一度、読んでみて欲しいです。
心霊現象に悩む主人公が相談した先は、霊を「食べる」ことで除霊する太った男の心霊相談所だった──という導入の本作品は、霊というものの捉え方が斬新だ霊を「カロリーがマイナスの食べもの」として認識し、食べたら痩せるから太った体型を維持している幾重もの意味で狂った男の物語だ心霊をテーマにしているだけあってホラーではあるし、しかしブラックコメディでもある捉え方によって顔を変える物語、皆様も一口いかがだろうか※アカウント利用停止措置を受けたため、本レビューは再投稿となります
状況が相対する存在がホラー、という正統派も面白いですが、主人公自体がホラーという話もやはり面白い。本作、タイトルでお分かりの通りの独特な除霊法ですが、何よりそれを思いついた主人公の個性こそ面白い。こういう変な爽快感のあるホラーもいいですよね。でもヒロインちゃん、ちょっと男性の趣味が悪いのでは……?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(109文字)
除霊方法、キャラクターの設定が面白く、映像が浮かびます他の話もシリーズで読みたくなりました( ´ ▽ ` )ノ
「霊を食べて除霊する」というのが、まず凄いなと思いました✨1話からエピローグまで、夢中になって読んでしまいました。
霊を喰うと言われて私が思いつくのは、鬼太郎に出てくる夜叉という妖怪です。夜叉は鬼太郎4期ではネズミ男の魂を食べてお腹を壊して敗れたと記憶しているが、似たようなことができるのが除霊師仏原さんです。仏原さんは人のカロリーを霊が吸うので、吸いきれないカロリーをつければ霊を退治できる=霊を食べるという謎理論で霊を食べて除霊しますしかし、先に書いた妖怪『夜叉』のようなことをただの人間ができるのかと私は思ったのです。そしたら案の定・・・コミカルに見えて実はホラーな作品で私は好きになりました
まず発想が面白い!霊にもいろんな味があるんでしょうね。甘いとか辛いとか。自分の好きな味の霊とかあるんだろうか……。恨み系が美味しかったり……。いまは霊をそのまま食べていると思いますが、霊を調理とかもできるのかな?とかいろいろ考えてしまいました。そして最後……。さらに太ったのかな……。面白かったです。