C.後編 事件

ある時警察見つかった

スプレー管を使って

壁に描いてる最中に見つかった

見回り中の警察だと

焦った私はいつもより証拠を残してしまった

防犯カメラに顔を残すわ

背丈に声、住処までバレるわで

運の付きか私は捕まった

流れは悪運、裁判に発展した

ステージに上がると

冷たい視線、恨む様な視線と、良い視線が無い

警察に脅迫に近い問いをされても

弁護士は

「誘導尋問ですか?質問を変えてください」

などの有名なセリフは1つも言わない

弁護士は警察の問いに

何も否定しないし、何も反論しない

しかも警察に状況、証拠を掴まれてるから

罪が軽くなることはない

当たり前だろうが死刑になった

親であろう人達は喜んでいる

同じ人間なのに悲しいね

だがある1人の母親らしき人は違った

凄い形相でにらんでいる

その母親は刃物らしき物をカバンから取り出した

母親はステージに上がってくる

刃物を持って突撃してくる

もちろん母親は警察に止められた

強引に止めたせいか

刃物は盛大に空を舞う

幸運の事に、刃物は私の前に落ちてくれた

私は苦しいのは嫌いだ

私の終わりまで待つのも嫌だ

死ぬときゃ私のタイミングが良い

だから私は

落ちていた刃物を私の首にかける

私の終わりは私刑だ

以上 後編 「自剣」

C.犯人視点 終わり

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

選択肢 さつまいも @smisatuma

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る