魔法、鎧、戦闘、舞台…… 果てはDQとFFまで。 様々な観点から硬派ファンタジーとナーロッパを見比べてみる。・ この作品の特筆すべき点は、両方の表現方法をきちんと評価しているところにある。 隈なく見つめつつ、ナーロッパもここんとこがいいよね、でも凝ったファンタジー世界もいいぞと、朗らかに表現されている。 その寛容さというか、懐の深さが読む者を安堵させる。 時折作者のこだわりポイントが垣間見えるのも、また良いものだ……
いわゆるナーロッパ世界と、そうじゃないものの差分?について書いてあります魔法一つとっても、魔法に求めているものが手段なのか目的なのかなどの違いがあるという感じです。私はTRPGとか、ウィザードリィみたいな世界観とか設定が好きなんですけど、確かになろう的ファンタジーがしっくりくるかというとそうではなく、そこら辺の理由の言語化がしっかりされてて読んでて凄い興味深かったです。