[短編]帰り間際に見たお坊さん
それはある日の夕方の話だ。私は仕事帰り車で家に帰っていた。
私が走っていた車道は、周囲に人通りも、アパートも、車も良く通る場所でありそこら辺はあまり人がいないという印象の所ではない。
ふと、おんぼろのアパートがあり、そこに目をやった。
すると、そのアパートからお坊さんが、すっと、ドアから出てきたのだ。
(ファッ!?)
私はその様子にびっくりした。
(お坊さんがボロアパートから出てくるなんて珍しいな…)
私はお坊さんと会う時は、大体神社だ。
そもそも神社に行っても巫女は見かけるが、お坊さんは見た事なかったりする。
が、ボロアパートからいきなりお坊さんが出てくるなんて、不穏そのもの。
もしかして、何かお祓いとか…?
…ということは、彼処のアパートは何かいわく付きのアパートだったのだろうか?
という想像が湧いてくる。
といいつつも、確かめる術などないから、私は、そのままそこを通り過ぎた。
すると、後日、そのアパートは取り壊されていた。
次の更新予定
2025年1月10日 21:00 毎日 21:00
[ホラー短編集]振り返ってはいけない神社ー男子高校生のゾッとした冒険ー他 コマメコノカ@全作品置きば @komamekonoka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。[ホラー短編集]振り返ってはいけない神社ー男子高校生のゾッとした冒険ー他の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます