子供の頃に読みませんでしたか? こんなテンポのいい楽しい話!次何が起こるんだろうとわくわくしながら、言葉のリズムに乗って読むんです。今回もキレッキレ。そしてハプニングの周りで楽観的な家族に悲嘆する主人公のさまは、子供向け魔法使いの映画を見ているようでもあり。そしてラストは……もう楽しすぎるから!
終わった、と思いました。だって、タイトルが『ぼっきりボーボーは暖炉の薪になった』ですよ。おい、暖炉の巻になっとるが。木製の箒ですからね。それはそれは燃えたでしょうや。何がどうなって燃やされるに至ったかはわからないけど、あぁこれで、マギーは落ちこぼれに逆戻りだし、友達も0になっちゃうし、このシリーズも終わったな。そう思ってたんすけども。やはりボーボー!信頼と実績のボーボーでした!ボーボーファンの皆さん、ご安心ください!