第5話 おたんじょうび
おにいちゃんは
あした
おたんじょうびです。
わたしは
おにいちゃんに
とくべつな
プレゼントを
かんがえてます。
ぜったいに
おにいちゃんは
よろこんでくれるものです。
おにいちゃんが
すきなものはマンガです。
いつも
よんでは
わたしにマンガのおはなしを
おしえてくれます。
ねぇねぇ
おにいちゃん。
プレゼントをわたしたいから
ちょっとついてきて。
いつもあるいている
つうがくろを
あるいていると
大きな道に出ます。
しんごうは赤です。
このとおりは
大きなトラックがよくとおります。
ほら
またみぎから大きなトラックが
すごいはやさで
この しんごうをとおりぬけようとしています。
わたしは
トラックを見つめながら
おにいちゃんの
せなかをかるく
トンっと押しました。
おにいちゃん、おたんじょうびおめでとう!
あぁー
よかった。
これで
ようやく
異世界に転生できるね。
よろこんでくれてるといいな。
おわり。
きたみや りえ
大好きなあのこ 來宮 理恵 @rai-z
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。大好きなあのこの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます