声劇台本 やさしいせかい

男女5人不問

やさしいせかい

トマトさん　リコピン、美容、オネエ口調

レタスと一緒にいる事多い

「大根さーん、レタスがアタシの汁で興奮してるんですけどぉー！」

大根さん　大根役者、おじさん口調、

「冬はとりあえず大根じゃ！かぼちゃさんや冬瓜さんには負けんぞい！」

きゅうり　95%水分　栄養ない

「河童とはマブっす！」

レタス　彩り担当　栄養ない

「トマトさんだけ食べられて、僕は残されるんです…いつもそうです、小籠包の時も、ただ蒸されて捨てられる…しゃぶしゃぶでも茹でられて忘れられる…」

しめじ　オルチニン　肝臓に良い、酒カス

「とりま呑も！　呑んで忘れよ！

え？翌日が怖いって？　大丈夫、僕オルチニンあるから。」

以下本文

トマトさん「あぁ〜っ！今日もアテクシ！美しいわぁっ！　なんて肌ツヤ！もうどんだけぇ〜！」

きゅうり「トマトさん今日も絶好調っすね！でもっ！今日は僕も負けてないですよ！

その証拠にホラっ！トゲが凄くトゲトゲしてる！！」

トマトさん「だからなんなのよ」

きゅうり「うぉおぇえええー！？！？トマトさん知らないの！？僕と付き合い長いのに！」

トマトさん「知らないし興味ないわ」

きゅうり「辛辣ゥ〜！！！でもきゅうり負けないっ！」

トマトさん「…」

きゅうり「そう、それでね！きゅうり的に！トゲが凄くトゲトゲしてるのはっ！新鮮な証拠なんです！」

トマトさん「あんた、昨日は普通だったわよね？鮮度って後から戻ったりする普通？いくらコメディだからってその辺適当よね」

大根さん「メタ発言は辞めるのじゃ！」

きゅうり「大根さんっ！」

大根さん「メタいのは良くないぞよトマトさんや、リスナー、演者共に良くない。そう！

良くないのじゃー！（大根役者）」

レタス「一々大袈裟ですよ大根さん、あと芝居が下手です」

大根さん「な、なんじゃと！これでもわしゃあ歴史ある野菜！悪いけどねえ！アンタよりよっぽど生きてるんだよアタシわぁ！」

レタス「キャラ崩壊も良くないっすよ、あ。トマトさんどうも」

トマトさん「あらレタスじゃない、なんかしおれた？」

レタス「うぐっ…開口一番に僕が気にしてる事を…」

「ぼ、僕は水洗いされるとちょっと生き返るんですっ！水さえ！水さえあればっ！！」

トマトさん「自分一人の力でマトモに戦えないの？可哀想なコ」

レタス「か、かわいそう…はぁ…」

「いいですよ、僕なんて。どうせ僕なんて…」

しめじ「へいへいへいへーい！！！！

hey！レディースあんジェントルマン！

ボーイズあんガールズ！

ウェルカム、とぅ、東京でぃず…」

大根さん「やめんかっ！作者もろとも作品が消されるぞ！！！」

しめじ「うっぷす！こりゃー失敬！

なーんかジメジメした雰囲気を感じちゃったもんでさ！俺チンのオルニチンパワーでみんなをハッピーにしたげようと思ってサ！！」

大根さん「よこもじわからんぞい」

きゅうり「俺出番少なくないっすか？」

レタス「あ、トマトさんの汁がこんなとこにも染みになってる」

トマトさん「え、ちょっとレタス〜？？？ナニ？アタシのた♡い♡え♡き♡、お持ち帰りしちゃったの〜？？？」

大根さん「えっちじゃ！トマトさんがとてもえっちなのじゃ！えっちな叡智を感じるぞい！」

レタス「大根さんちょっと黙って下さい」

しめじ「へいへいへーい！

ユーたち、あまりにも自由過ぎない！？

あー分かった、分かっちゃったぜ！

呑みたいんだべ！！？？

酒！飲まずにはいられないんだべ！？！？」

きゅうり「そうやってすぐ酒に結びつけるのやめましょうよ、アルハラっすよ」

しめじ「えー！？呑みべ足りなくな〜い！？

なになにー？翌日の二日酔いが心配だってぇー！？」

レタス「いやまだ何も言ってな…」

しめじ「だぁーいじょうぶ、、ぼくオルニチンあるから。」

トマトさん「そりゃあんたは大丈夫でしょうけど、アタシたちは普通に潰れるのよ！お肌も荒れたりするし！」

しめじ「そうゆうトマトさんだって、ビールさんと夜な夜な交わってるの、知ってるんだぜ！」

トマトさん「あ、アレは！ちょ、ちょっとしたレッドアイよ！レッドがアーイしてアーイしてアーイだったから！その！！」

レタス「トマトさん落ち着いてください」

きゅうり「ねえやっぱり僕出番すくないよね？」

大根さん「酒と言えばおでん！おでんといえばワシ！大根じゃあ！」

レタス「そっすね」

しめじ「って訳だから4人で飲み行くべ！とりま飲み放題でいいよね！？3時間コースでもう予約してあっから！ほらいくよ！」

3人「うぃーす」

きゅうり「え……え！？」

「あは、なんだろ、なんだかしょっぱいや、セルフ塩揉みかな」