『何者か』が邪魔しない

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「『何者か』が創作活動だけは９年近くも続けさせてくれるから」

「なぜ創作活動を続けるのか？」という問いにはこう答えさせていただきます。

　ここで言う『何者か』というのはある人は「神」だったり、ある人は「天」と呼んだり、ある人は「運命」と名付け、ある人は「宇宙の意思」と言ったりしている

　とにかく「人知を超えた何者か」です。

　私はいわゆる「就職氷河期」の終わりの方の世代だったのでまともな仕事に就けなくてお金が無くて、何とか金持ちになろうと必死だったんですよ。

　それと、ネットインフラが整ってきて色んな儲け話にも聞くようになって、やるようになったんですよ。

　それこそネットショップの店長だったり、ネットで有名人になろうとしたり、株で生きるためにとある株の師匠に弟子入りしたり色々やってました。

　でも全部失敗して、１年も続かなかったんです。面白いように途中で障害が出てきて、打ちのめされ続けてきたんですよ。

「何をやっても」そう「何をやっても」本当に「何　を　や　っ　て　も」上手く行かなくて、継続できなくて、それで２０代３０代を空振りで終わらせちゃったんですが、なぜか創作活動だけはその「障害」が一切出てこないんですよ。

　他の事は「必ず」「絶対に」１年も続かせない「何か」が出て来るのに、それが無いんですよ。

　だから「消去法で続けることができる」から、もう９年近くになるのか……産まれたばかりの赤子が小学生になる位は続けられています。

　活動初期の頃から１０万字書くのもそれほど苦ではないし、３年やって成果が出なければたいていの人は辞めるらしいんだけど

「どういう理由なのかはさっぱり分からないのに」なぜか９年近く続けられるんですよね。

　だから創作活動を辞めずに生き残ってます。それだけです。