ヨヨヨさんの珈琲・紅茶シリーズの短編大好きです！珈琲も紅茶も好きでよく飲むので、短編集として出たら本を持ってカフェに行きたいです♪

今回のお話は、色々と考えさせられました。
人っていつ死ぬかわからないよなぁと当たり前のことを思ったり、会いたい人には会えるうちに会っておこうと思ったり。

亡くなった友人が好きだった珈琲の名前をきちんと覚えていたのが素敵だなと思いました。そして珈琲で乾杯！バーのマスターも素敵です。

あと、人の幸せって人それぞれで、比べるものでもないし、周りを気にする必要もないよなぁと思ったりもしました。

また短編も楽しみにしています！

　故郷の旧友が死んだ。

　大人になれば、黒くて苦い経験だって幾らかはするもんだ。

　そういや、暗い青春を共にしたアイツは、飲み物だけなんだか洒落ていたっけ。

　種類はたしか、モカ・ハラー……

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　雰囲気に魅せられる作品。

　小粋な会話、大人な彼らが時たま見せる子供っぽさ、広がる香り。

　珈琲が飲める大人達を見て、

「自分もこんなオシャレな感じになるんだろうな」

……と、淡い幻想を抱いていた頃の自分を思い出した。