エピローグ

「ねぇ、アレン。」

「なんだい、リリス。」

「私たち、これからもずっと一緒にいられるよね?」

「もちろんさ。」

街は平和を取り戻し、二人は街中に祝福されながら結婚式を執り行った。

夕焼けの中、二人の影は寄り添い、長く長く伸びていった。

世界に再び平和が訪れたのは、英雄と大魔王が共に歩む道を選んだからだった。

これが、誰も知らない愛の物語――「花嫁は大魔王」である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

花嫁は大魔王 霧乃遥翔 @0720hk

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画