能力の異なる読心術を持つ主人公とヒロイン。
これ、設定として非常に面白かったですね。
主人公もヒロインも、お互いに読心術を持っているなんて、着目点が素晴らしい。
どちらの能力が汎用的かというと、主人公であることは間違いない。
だって、大抵の人のことを好きではないわけだから、多くの人の思考が読めるわけです。
でも、今回の例でいえば、ヒロインのほうが幸せだったわけですね。
ついつい好きになって、心を見てしまったら、自分のことを好きだったわけですから。
ヒロインは、どれくらい好きだったら心の声を読めないんでしょう。
友達くらいなら大丈夫かな。家族は? など、いろいろ考えてしまいました。面白い設定ですね。