異世界でほどほどに頑張る

第5話初陣の準備

そんなこんなで初ゴーレム召喚から15年がたった。はい。5歳からの15年なので20歳です。もう酒も飲めます。前世の法律だけど。この15年で色んなことをした。

まず手始めに採掘するためのゴーレムを召喚した。いつまでもゴーレムの巨体を隠し通せることは不可能だからだ。その後屋敷の地下にくっそ広い地下室を作った。3mのゴーレムが1000体は余裕で入ることができるものだ。地盤沈下とかしないよなと心配になったがそこはファンタジー、何故か微塵も崩れる気配がないのだ。それでも心配なので岩盤で柱を何本か屋敷の下に立てておいた。その後屋敷にあった地図で見た相当東にある山まで穴をゴーレムに掘らせた。人気もないしゴーレム達を鍛えるのにピッタリな魔物がうじゃうじゃいるからだ。初期に召喚したゴーレムはほとんどが進化していて今では人の見た目をしているやつも結構いる。例えば1番最初に召喚した第1世代防御戦闘型ゴーレムは何度も進化をし、2mぐらいのガチムチイケおじになった。

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【ステータス】

名称第1世代防御戦闘特化型ゴーレム:ゲニウス

攻撃力10000

防御力99999

魔法攻撃力1000

魔法防御力99999

戦闘知能3000

器用1000

特殊能力

範囲守護結界

自己最大強化

超速修復

エクストラ能力

金剛化

初期と比べてだいぶインフレしてきたのだ。エクストラ能力なるものも出てきたし。このエクストラ能力は言ってしまうとめちゃくちゃ硬くなるただそれだけだ。しかしこれがとんでもなく強い。この能力を使われると何してもマジで何も効かなくなる。どんだけ殴ろうと魔法をぶつけようとノーダメージなのだ。しかも使われてなくても特殊能力の超速修復でダメージが一瞬で無くなるというおまけ付き。何をどう足掻いても絶対に殺せない盾という訳だ。