後書き

第34話

ここまで読んでくださった方が何人いらっしゃるかわかりませんが、お付き合いくださり本当にありがとうございました。

心から感謝いたします。


あまりと言えばあまりなラストになってしまいましたが、私としては書き終えることが出来て満足です。



この話はもともと、梶尾真治の「“ヒト”はかつて尼那を…」というSF短編に触発されて書き始めたものでした。

(これは本当に感動する話です、オススメです)


疫病が蔓延した地球で、人類最後の4人となった藤直升増が、侵略してきた異星人の子供と心を通わせる…という設定が基本。


もっとも、あれこれ詰め込んで書き進めているうちに、かろうじて骨組みくらいは残ってるかな…という状態になってしまいましたが。



「これは全部藤原さんなんだ」と思った上で、直升増の章を読み返していただくと、また少し違うものがあるかもしれません。


ともあれ、こんな展開、こんなエンディングでも、藤直升増という愛情表現は出来るんだ!という私の勝手な主張がここにあります。

まぁ正確には、藤→直升増という感じですが。


ご感想・ご意見等は、いつものようにメッセージでいただければ幸いです。

では、よろしければ次作も読んでやってくださいませ。





2010.11月

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太陽【完結】 @yukie01

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