超巨大 聖母マリア像
何だか、こういう実体験ものを綴っていると思うんですが
俺って頭大丈夫なのか?ってつくづく思わされますね。
だって、普通なら絶対にありえない様な事ばかりなので…
この日も学校に行くために寮から直ぐ近くの駅に向かって歩きます。
駅はちょっと小高い所にあって、駅のホームに向かう前に更に小高いところから
下って駅に行くんですよ。
んで、その坂からまっすぐ遠方をみると、仙台市では有名?な仏像が見えます。
(今調べたら日本で2番目の大きさを誇る大仏って書いてあった、マジか!)
(高さ100mで13階建てのホテルを越す高さの仏像。)
(えーっと「仙台大観音」っていうらしいです。)
が、親指サイスで見えるんですね。
んで、その日も朝歩いてて何の気なしに、ふと前方に目をやった。
いやビビったのなんのって。
だって、天まで届くような大きさの超巨大な聖母マリアの像が
その仏像が見えていた方に見えてるんだから。
他の学生とかも歩いてる中、俺だけ立ち止まって
「は!??」
って声出して呆けてんの。
ほんと、雲を越えた以上にドデカくて腰抜かしそうになったんだから。
俺を越していく人も、気になったのか、俺の視線の先を見るわけよ
でも、頭傾げて、何事もなかったかの様に駅に向かうわけ。
え? 俺だけ?? ナニコレ!?
って再度空に目線を向けたら、もうそこには何もない。
親指サイズの仏像が遠くに見えてるだけ。
でもあれは間違いなく「聖母マリア像」だった。
幼稚園はキリスト教の幼稚園だったから、絶対に間違ったりしない。
幼稚園の演劇ではヨセフ(マリアの夫、キリストの義父)役もやったし。
しかも、人生これきりのドッキリじゃなかったんだ。
時は進んで、それから多分3~5年は後の話になるかな?
就職して車も買って。
天気も気持ちよく晴れて、それはもう雲一つない上天気の日
出勤だったか休日でドライブしてたか、もう忘れちゃったけど
運転してて、建物が次々と後ろに通り過ぎていく。
また、何の気なしに、ふと右上の空が気になって見上げたんですよ。
建物が次々と後方に消えていく中、今までなかった空に、
また、ババンッ!と、超巨大な聖母マリア像が建物の後ろに見え隠れした。
一瞬、建物が切れて視界が広がって、ババンッ!と見えてるわけ。
えっ!? って思って後続車確認して、車止めて
んで、再度見たら、もうないの。
ない、という表現はおかしいかな? もう
俺、仏教も、キリスト教も、なんも信じてない無宗教なんだけどさ
マリア様は信じてるんだよね。
だって、ねぇ。
全て実体験! 思い返して書いてみたら……アレ? 多くね? J@ @rising_force
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