短編創作フェスのお題は「つま先」。挑む作家はそろって裏をかくことを考えます。お題の裏をかく方法の一つが掛詞。言葉一つのみが制約であり、注釈を付けたり、後から「それは違う」と運営がダメ出しをすることはできません。ならば作家が言葉で遊ぶのは芸のうち。これは……イイ!この結末、一体いくつ掛けている? 現国の問題にしてもよいくらいです。読み解いてみましょう。