パップちゃんとユッコちゃんと地下ダンジョン

ロボットの女の子

うちはロボットの女の子パップちゃん。

うちのお仕事は銀河鉄道の展望レストランでのピアノの演奏。

ちっちゃな可愛い子どもたち、うちのまわりで、うちのピアノ演奏を聞いてくれてる。

｢｢｢パップちゃ～ん｣｣｣

って、みんな声をかけてくれるから、うちも

｢ハ～イッ｣

って、ピアノを演奏しながら、みんなに手をふる。

レストランの窓から、青くて丸い地球も見える。

めっちゃきれい。

今日のうちのお仕事は終わり。

銀河鉄道は惑星ポップコーンに到着。

☆

惑星ポップコーンには、お友達のユッコちゃん住んでる。

ユッコちゃんは、一角獣の女の子。

ユッコちゃん、地下迷路とかめっちゃ好きだから、今日はふたりで地下迷路に行ってみる。

￥200払って地下ダンジョンへ。

｢あ、矢印ある｣

ユッコちゃんは、さっそく矢印を見つける。

いろんな色の矢印ある中で、うちらはピンクの矢印を進んで行く。

☆

やがて...

｢あ、宝箱だ｣

ユッコちゃん、宝箱を見つけた。

｢ほんとだっ！｣

でも、めっちゃ高いとこにある。

うちは背伸びして取ろうとしたけど、届かない。

｢よしっ、じゃあ、わたし、やってみるよ｣

って言って、ユッコちゃんは、つま先立ちになって、宝箱に手を伸ばす。

つま先立ちの足に力を入れつつ、手を精一杯伸ばして...

ユッコちゃん、宝箱を見事GET！

｢｢やったあ！！｣｣

☆

｢ユッコちゃん、宝箱、開けてみてー｣

｢いいよー｣

カパッ

と、ユッコちゃん、宝箱を開ける。

｢あ、お雑煮だー！｣

｢うわっ！ほんとだー！｣

ふたりで宝箱の中のお雑煮を取り出した。

｢｢いっただっきま～～す！！｣｣

｢｢美味しい～～！！｣｣

☆☆☆おわり☆☆☆