転生したら奴隷だったのでバッドエンド確定の勇者を救います

らいかるりりぃ

第1話 なんか勝手に殺された

私は天沢麗。絶賛残業中の21歳会社員である。現在15連勤中でなんかもう仕事が楽しくなってきたところだ。うちの会社のビルは下の階にコンビニがありいつも使わせてもらっている。今日もいつも通りコンビニで割引されたエナドリとノンアルを買いに行こうと思い階段を下っていると不意に目線が低くなる。足下をを見てみると何故か膝をついている。

「あれ?」

視界が揺らぎ始め、平衡感覚が役目を果たさなくなっていく。そのまま倒れ目の前が真っ暗になる。



「くあぁ、ん?どこここ?」

目が覚めると私は知らない場所にいた。

なんか周りも白くて眩しいしなんか体もインフル並みの倦怠感もあるしで考えるのも億劫になろうとしていた時、

「この子なんでここにいるんだっけ?」

なんかメチャクチャにエコーがかかった女性の声が聞こえてきた。不思議なのが何故か耳に入ってくる音と理解する言葉が合っていないことで意味はわかっているが頭の中に入っている感じがしない。

「あぁそうだ。この子私のせいで死んじゃったんだっけ?」

「・・・え?」

え?死んだ?私死んだの?結構やり残したことあった…いや無いわ。そういえば15連勤中だったわ。

「どーしよまじで不可抗力とはいえ人間殺しちゃったよ…まぁしゃーなし」

しゃーなしって何だよしゃーなしって!ってかえ、これ私殺されたけどどうなんの⁉︎

「君多分私に殺されたんだけどさ、申し訳ないけど私に殺された人間って私の力でも生き返らせれないんだよね」

それって多分結局成仏しちゃうんですよねわかります

「そこでなんだけどなんか行きたい世界みたいなのある?」

「え?」

生き返れないんじゃなかったっけ?

「なんか裏技みたいな感じで元の世界には帰れないけど別の世界線?みたいなのには送れるっぽいんだよね」

「ちなみにそれ世界線の範囲?っていうか、例えばゲームだったりアニメだったりドラマだったりの世界線ってありますか?」

「まぁ当然あるわね。というか私達が作った世界を人間にゲームやアニメで作らせてる訳だし」

「つまり?」

「あなたが行きたい世界にも行ける可能性があるってことね」

「マジですか⁉︎」

ってことは私が生前ガチっていたゲームの世界に行けるのか!あれ?

「可能性ってどういうことですか?」

「あなたが行きたい世界線っていうのが例えばゲームの〇〇って世界だったとしてもそれに行けるかどうかはわかんないって感じかな。〇〇に行きたいってなってある程度世界線の絞り込みは出来るけど細かく一つ一つは絞れないんだよね。できてバトルアクションとか乙女ゲーとかのジャンル分けぐらいなんだよ。」

「ってことは?」

「あなたが行きたい世界に似た世界がいくらあるかで行きたい世界に行ける確率はかなり変わるってことだね」

「ちなみに選び直しだったり別の選択肢ってありますか?」

「選び直しは効かないわね。別の世界線に行くことを拒む場合はまぁあなたの存在自体を消してまた新しく人生を歩ませることになるね」

実質一択ってこと⁉︎

「じゃあゲームのバトルアクションものでお願いします…」

渋々ではあるがガチっていたゲームのジャンルを選んだ

「わかったわ。それじゃちょっと可哀想だし色々おまけしといたげるよ」

可哀想ってなんだ可哀想って!

「それじゃいってら〜」

気の抜けた送り出しをされると足から体が少しずつ消えていき、意識が遠のいていく。



冷たく湿った床の感触に目を覚ます

「あれ?ここどこ?ってか喉カラカラめっぢゃ喉痛い…あれ?」

何故か私は檻に入っていた

「はぁ?」


〈作者の補足説明欄〉

説明

ここは作者が書いた物語がさまざまな面で読みづらいことを予測し、寄せていただいた意見を可能な限り文章でわかるようにし、その上で変更点の補足説明をする欄となっています。

誤字や変換ミスが多いかと思いますのでよろしければぜひ誤字、変換ミス、その他わかりにくい漢字など感想の所に載せてくださるとありがたいです!また、物語の中でわかりにくい所や物語を書く中でもっとこうしたらいいのではといったことのほか純粋な感想なども感想の所に書いてくださると励みとなります。自覚していることなのですがストーリーのテンポが遅いため飽きる人も多いと思いますが温かい目で次回も見てくださると作者が喜びます。

次回も見てくださることを願って今回の話は締め括らさせて頂きます。長文失礼しました。

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