第8話 足を挫く。日向ぼっこをする。

あれ、青咲さん。どうしました?


「いやー。最近、というか、もうずっとなんだけど、足をよく挫くんだ」


青咲さんにはそんな欠点があったんですね。


「欠点?欠点ではない気がするけど。弱点でよくない?」


欠点ですよ。だって、そういうのずっと放っておいているんでしょう?


「まあ、確かにそうだけど。というか、キャラを崩すなよ」


うーん。でも、足が挫きやすいと、電車とかで立っている時間が長かったり、長時間歩いていたりするとき、辛いんじゃないですか?


「そうなんだよ。すぐ治るときはいいんだけど、長引くこともあるし。困ってるんだ。なんか、いい改善方法知らないか?」


そうですね……。あっ、姿勢気をつければいいんですよ。青咲さん、姿勢悪いですし。


「君には言われたくないよ」


確かに。……じゃあ、日向ぼっこはどうですか?


「ん?」


検証風に言うと、日光浴ですかね。


「なんか、想像してたのと違ったな」


私も、足をよく挫くんですよ。治したいけど、筋トレとか、ストレッチは続かないんです。多分、青咲さんも一緒かなと思って。


「そうか。なるほど、これなら、日光に当たればいいだけだから、まあ、続きそうかな」


はい。でも、夏は注意です。日光に当たりすぎて、熱中症とか、肌が焼けすぎてひりひりするとか、そういうのは避けたいですからね。


「じゃあ、どうするんだ?」


なんか、木陰でもOKらしいんです。


「木陰?」


夏は木陰で30分ほど、冬は直で1時間ほど、どの季節も午前中がベストだそうですよ。


「そうか。午前中……起きられたら、明日からやってみよう」


私もそうします!

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