第6話 ホームでもウォーキング

「駅はよく使うのか?尾長君」


うーん、たまにですかね。


「そうか。じゃあ、乗る号車は気にするか?」


いえ。気にしません。小説を読むことに頭を使ってますからねえ(`・∀・´)


「ほう。いいじゃないか。うーん。それなら、別に、この話はしなくてもいいか」


……?ちょっと気になる言い方ですね。何の話だったんです?


「いや、もし、君が号車を気にする人だったら、今度電車に乗る時は、階段やエスカレーターから遠いところに乗ってみてほしいと言おうとしたんだ。」


なぜですか?


「歩く距離が増やせるかなあと思ってな」


なるほど!でも、通勤、通学の時は無理そうですね。人がたくさんいて、なかなかやろうとは思わないかもです。


「そうか。人をかわす練習にはなると思うんだが」


……電車の乗り換えの時に、急いでなくても急いでるふりをして早歩きか走るかした方が、運動になるそうですよ。


「なっ!……確かに。よし、じゃあ、それにしておこう!」


まだ数回しかやってないのに、考えるの放棄してますね青咲さん!まったく……┐(´-д-`)┌

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