第6話 ホームでもウォーキング
「駅はよく使うのか?尾長君」
うーん、たまにですかね。
「そうか。じゃあ、乗る号車は気にするか?」
いえ。気にしません。小説を読むことに頭を使ってますからねえ(`・∀・´)
「ほう。いいじゃないか。うーん。それなら、別に、この話はしなくてもいいか」
……?ちょっと気になる言い方ですね。何の話だったんです?
「いや、もし、君が号車を気にする人だったら、今度電車に乗る時は、階段やエスカレーターから遠いところに乗ってみてほしいと言おうとしたんだ。」
なぜですか?
「歩く距離が増やせるかなあと思ってな」
なるほど!でも、通勤、通学の時は無理そうですね。人がたくさんいて、なかなかやろうとは思わないかもです。
「そうか。人をかわす練習にはなると思うんだが」
……電車の乗り換えの時に、急いでなくても急いでるふりをして早歩きか走るかした方が、運動になるそうですよ。
「なっ!……確かに。よし、じゃあ、それにしておこう!」
まだ数回しかやってないのに、考えるの放棄してますね青咲さん!まったく……┐(´-д-`)┌
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます