第3話 強者共の集まり

「よし、スナとアサルトがあったから行くかな!」


現在、僕が降りたところには敵全体の半分は来ている。

カスタムマッチでやっているので、全員リスナーだ。


「よし。1kill」

スカイが撃った弾は相手の頭へ吸い寄せられていく。


「2kill」

「3kill」

「4kill」

「5kill」

「6kill」


:いやぁ…いつも思うけど頭おかしいだろ

:ドゥワァセンナナヒャク!!

:隊長ー!

:あとは…頼んだ…ぞ

:ひ、怯むな!全身全霊でやるんd

:分隊長ー!


「ぶふっ!」

コメント欄で寸劇が行われていて笑っちゃった。やべーわ

そのせいで、撃ったスナイパーの弾が明後日の方向へ飛んでったんだけどね。

次弾でちゃんと仕留めたけど!狙った相手は逃さないよ…!


:あぶねー今狙われてたの俺だっt

:二等兵ー!

:軍曹!もう、諦めるしか…

:いや、まだだ。諦めるな!俺に続けー!


「君たち。蜂の巣になりたくなければどっか行ってくれないかな♡」


:ひっ

:ひぅっ

:に、にげろー!

:嫌ぁあぁぁぁあああぁぁ!


「ふぅ…」

脅して、 暫くは安全だなと安堵していると―――。


ダン!


スナイパーの射撃音が聞こえた。

そして、そのまま頭に当たり一撃ダウンするかと思われたが、違う。

驚きながらも音から射撃場所を割り出し、スナイパーを構える。

そして、撃った。

その弾は―――。





飛んできた弾にあたり、相殺された。


:は?

:は?

:huh?

:いくら物理演算が忠実に再現されているからって…

:弾同士を当てれるのはおかしいだろ!

:これが歴代最強の元世界一の実力…


そう、このゲームは物理演算がありえないほどに再現されている。

木を破壊することで木を倒し、転がすことも可能。

そのため、このように銃弾を銃弾で防ぐことも可能。

最も、反射神経や動体視力が人間離れしていなきゃいけないが…。

それをこの世でできる人は、スカイただ一人。


「僕に玉が当たる確率は0%に限りなく近い。諦めな!」


:かっこいいのかわからないな。幼い感じがして

:でもそこに痺れる

:憧れるぅ!

:何いってんだお前ら


「フッ…」


:お子様が背伸びしている感が半端ない。

:確かに

:激しく同意


「子どもじゃないもん!」


はぁ…。コメントしてくれるのは嬉しいけど、そのたびにイジってくるのなんとかならないのかな?


暫く、移動しながら寄り道したり、killを取ったりしているといつの間にか残り自分含めて5人になった。


「残り一人はどこにいるのかな…おっ!いた。」


スナイパーを持ち、標準を合わせる。

それと同時に相手がこちらに気が付いた。


ダダダダダダダダ!


「くっ…!相手は強いな。相当な強者だ。」

全弾命中とはいかないものの、かなり削られた。

すぐさま物陰に隠れて相手の弾切れを待つ。


:なぁ…あのスキンって

:ああ、間違いない。

:ヨーロッパ一位の…

:「fulan」だ!


「あ〜。なんか既視感を感じてたんだけど…。fulanさんか…。」

僕はコメント欄を見てその実力に納得する。

だってfulanさんは、世界一位を数回取っている圧倒的強者と言われているからだ。


相手が弾切れを起こした瞬間、僕は身を出して、スナイパーライフルを発砲した。

勿論、ノンスコープ射撃だ。


その弾は、相手の頭を正確に貫き、killした。


「っしゃぁぁ!」


:ノンスコでヘッショはマ?

:かなりの運がなければ出来ないぞ。

:拡散率ヤベェからな。スナイパーって

:ただ、スコープを見る余裕がなかったのはわかる。


そう、スコープを覗いていたら僕は殺られていた。

すでに別の武器へ持ち替えて、射撃準備が向こうは整ってたから。


しかし、依然に残り人数は僕がkillした人を除いて、減っていない。

すると、目の前にもう一人の敵が現れた。

その敵は標準を絞って、すぐ発砲できる状態だった。


「間に合えッ!」


一が八かでアサルトライフルで射撃する。

その弾は―――。








全弾ヘッドショットで相手をkillした。



:意味わからない。

:もう驚かんわ

:ってか、今killした人って…

:うわ!エリナさんじゃん。

:アジア一位がいるって…

:世界大会みたいじゃねぇかww

エリナch:対戦ありがとうございました。

     今度、コラボしてくださいね!

:本 人 降 臨

:www


「あっ、対戦ありがとうございました!コラボは後ほど日程を決めましょうか」


エリナch:オーキードーキー

:ネタを使う…だと…?

:そんな人だったとは…。

:なんか…

:意外だな。


少し驚きながらも倒せたことに安堵していると、残り2人になった。


「あと、一人…。あっ、いる。」


スナイパーを構えて、標準合わせて、ゼロイン調整をする。


そして撃った―――。


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投稿遅れてしまって、申し訳ありません。

キャラクターなどの名前を考えるのは少し、大変ですね!

性格や口調、性別等とともに名前の案を送ってもらうと、それを採用するかもしれません。

それだけ限界なんです!助けてえーりん!


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