第5話 雑草狩りのたぬき
「じゃあ頼ませてもらおうかな」
少し驚いていた顔をしていたがグリロは笑顔で答えた。
そして俺とグリロは村の像があるところに来た
「ここらへんは雑草が多くてな、俺はもう一つやるべきことがあるからお前さんに任せたいんだ」
「はい、任せてください」
と会話してグリロが去っていった
「よし!やるか」雑草は結構な量だったたしかに普通の人が一つ一つやるとしたら日が暮れるだろう。だが俺にはこれがあるじゃないか!
「分身!」と3体分身を出して雑草を引っこ抜く「おりゃりゃぁ!」猛ダッシュで引っこ抜き続けた一回魔力が切れたのだろう分身が消えたので少し休憩
「よしこれで半分は…あぁ!」見るとまだまだ全然あったなんなら奥にもあるだろう。
「そうこなくっちゃな、よし溜まった!分身!」
また分身を出して走って引っこ抜いた。それから切れたから休憩からの溜まったら分身と言うのを続けた。
「なにあのたぬき」
「雑草抜いてるっぽいけど」
「なんか分身してないか?魔物じゃないか?」
村人からは言われているがまぁ喋るようなやつなんていないしな。
だがそんなことは今はどうでもいい!罵倒なんていつも言われてたから耐えてるし捕まりそうなら逃げるか最低スラッシュで網を壊せばいい。
なんも支障はない。
「まだだ!おりゃー!」と分身し雑草を引っこ抜いて引っこ抜いて引っこ抜た。
____それから昼過ぎになりグリロとアベリアが来た
「おう!おまえさんどうだ!調子は?まぁ今日中に半分行きゃいいぐらいだ…が…なんじゃこりゃ!」
「どうしたの?お父さ…」
そこに来たグリロとアベリアは驚愕していた。
まぁそりゃそうだよな…だってこんなに雑草一つもない場所にたぬきが倒れていたら…
「たぬきさん!」
アベリアはかけつけてきた
体一つ動けない状態だったので上は見上げられないが心配しているっぽい
「すげぇなお前さんこれを一人でやったのかよ…」
とグリロは驚愕していたが「ククク…ハッハッハ!」と笑い始めるのと続けて「いやぁ半分まで行けば無問題だったがまさか全部やるとはな!だがその根性気に入ったぞ」
いつものガハハという感じで気を使っていた。
「まぁ何か手伝えるものはないですかっていったのは俺ですから」俺は見えないがグリロに対して答えた。
するとグリロは俺の所まで来て
「これはアベリアを助けてくれてからずっと思ってたんだ…お前さん、俺らの家にもうちょっと暮らさねぇか?」グリロのその瞳にはこいつは信頼できるそういった感じで見れた気がした。
「というわけでだこれからこのたぬきはもうちょっとここに暮らす事になった」ガハハという感じで家の皆がいるところで話した。
「あぁお前があそこの雑草を全部抜いてくれたのは知ってるこちらからもよろしく頼む」
「やったー!ぽんすけとまだいれる!」
とガリアとメポは歓迎してくれていただがまだ俺がいてもいいのだろうかと思い
「アベリアいいのか?まだいて」と聞くと
「まだ…いて欲しい」と照れながらも言った。
そっか…まだ俺はいていいんだ。
そんな疲れなのか嬉しさなのかがわからない感情が俺の中からふと思った
次の更新予定
毎日 22:25 予定は変更される可能性があります
転生たぬき ホタテボッチ @Po_te_1man
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。転生たぬきの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます