冬のイベント【小麦粉】 水餃子

 ようこそいらっしゃいました。

ここは小烏の台所です。


 今日は孫からのリクエストで水餃子です。


 まず最初にするのは家族で買い物です。

これがなかなか大変です。


 一年生を頭に三人の孫たちがレジ付カートを誰が押すかでケンカをし、次に誰がピッとするかでケンカをし、誰が商品を差し出すかでケンカです。

二歳になったばかりの孫も負けていません。


 そんな中、中力粉、薄力粉、ネギ、豚ロースをカートに入れつつ、お菓子やジュースにはNOと断固として言い、なんとか店の外まで行きました。


 帰宅したら全員の手洗いです。


 先ず水餃子の皮をつくります。

今回は10人分、約100個作る予定です。

半分はトマトで赤い色をつけます。


 お嫁ちゃんにお願いして、トマトを3個潰してこしてもらいます。

お湯を沸かしておきます。


 ボウルに中力粉、薄力粉を合わせて1キロに塩を小さじ1加えてよく混ぜましょう。

これを500gずつに分けます。


 片方には350ccのお湯を少しずつ加えて粉に馴染ませ、全体が水分を吸ったらよく練ります。

全体がつるりと滑らかになったら、丸めてラップをかけ休ませます。


 もう片方は、トマトの汁を加えて350cc分の水分を同様に加えます。

こちらは(トマトの繊維も入って)少し固めになるので、様子を見つつ水分を少し追加しましょう。


 注)

一人分

粉100gに湯(ぬるま湯)70㏄だととても柔らかい生地になるのですが、後の作業はこれくらいが楽です


 次にタネを作ります。

娘ズにねぎと白菜をそれぞれみじん切りにしてもらいます。


 夫を召喚して豚ロース(今回は800gくらい)を細かく切り刻んでもらいます。


 トマトを潰し終えたお嫁ちゃんに頼んで、刻んだ肉に塩コショウ、ごま油、中華スープの素をいれ、ほんのり白くなるまで錬ってもらいます。


 ここにみじん切りにしたネギと白菜を加えて混ぜます。


注)

今回は肉:野菜が5:1くらいだったので、野菜はそのまま加えています

野菜多めの時は、野菜に軽く塩をして絞っておきましょう


 流し台を綺麗に拭いてアルコールで消毒し、中力粉を振ります。

皮団子を切り分けて、長細く伸ばして輪切りにしていきます。


 お嫁ちゃんと娘ズを呼んで、全員ですりこぎ、麺棒、コップを使って、丸く伸ばします。

広げたら粉をしっかりつけ、お互いがくっつかないようにします。


 ある程度皮の数が揃ったら、義母、息子、夫を呼んで皮にタネを包んでもらいましょう。


 餃子は家族全員でかからなくてはいけない大イベントなのです。


 全部包めたら大鍋で茹でます。


 タレは、ネギのみじん切り、醤油、酢、砂糖です。

大人には食べる辣油をつけましょう。

お味はいかがでしょうか。


〈今日のお義母さん〉

★★★


いくらでも食べられるわと喜んでもらえました。

孫も大喜びでした。


追記

孫たちには小麦粉と水で作った小麦粉粘土を渡して作業中は遊んでいてもらいました。

床が粉で真っ白で後片付けも大変でした。



近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/9875hh564/news/16818093091500665005




 



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