あとはエッセンスとしてオチを付け加えれば作品の出来上がり。これはそれを体現した作品!
まず、タイトルとキャッチコピーに惹かれました。物語は、女性が死体遺棄するため、山の中を登っているところから始まり、そして、……。1話、1000文字くらいなので、全4話、一気読み出来ます。スリリングな展開に目が離せません。巧みな構成力と切れ味鋭い描写力の融合した、珠玉のミステリーサスペンス。あなたの前で微笑んでいる女性は、シリアルキラーかもしれません!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(78文字)
読了したので書きます。一言で言い表すなら、神様の逆鱗に触れたというところでしょう。でなければ、あのようなエンドロールが待ち受けているはずがないのです。訳アリの殺人犯、夜の山、完全なアリバイ。全てが順調。しかしながら、これはあくまでも「人」の範囲内の話。それを超える者の領域には触れることすら叶っていないのです。だから、飲み込まれる。より上にある存在の手によって…。墓穴は誰のためにあるのか?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(93文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(109文字)
シンプルに怖い…。殺人鬼の思考が本当に怖い…。オススメです!
叔父を殺した男完璧なアリバイを作り、山に死体を埋めるしかし、そこで若い女の目撃者がでも妙だ明らかに夜の山に登ってきたというのに軽装備である彼女の正体は?短いお話でしたが、サスペンスドラマ風で面白かったです。女の正体は幽霊かなんかだと思ったのですが、外れていました
もう誰も追いつけない。そう思うことがあります。これで大丈夫だ。そう思うことがあります。自分が至上の存在であり周囲は劣る者ばかり。そう思えども、昔から言われるように、上には上がいて。読者は本作で傲慢の果てを見ます。文字通りに、果て、を。その人物の見識は間違っていませんでした。だからこそ先人と同じ道をたどりました。また本作に謙虚な人物は現れません。いずれも傲慢です。同じく傲慢でも、結末を隔てるのはひとえに力量の差。峻厳たる現実が登場人物と読者に突き刺さります。
綺麗にまとまった短編で読みやすいです😊それに加えて緊迫感もあるため、一気読みをおすすめします!書き手のみなさまには、ワンシチュエーションのお手本としていかがでしょうか♪(私はとっても勉強になりました📚)
完全犯罪を目前にした『男』。死体を埋めるべく、とある山へと赴く。 しかし、そこには先客がいた。そこにいた女に目撃された判断した男は女を消す事を決意するが……。というもうすでに面白そうな導入から始まる極上の短編サスペンスです。こういう作品だと展開予測をする方も多いと思いますがお話が二転三転し、一体どうなるんだろう?と予測が全く付きません。果たして生き残るのはどちらなのか?結末はどうなるのか?是非読んでみて下さい。
人間、考えることは皆同じと言いますが。 死体を埋めるのに適した場所だ、と目星をつけて考えるのも同じかもしれないですね。 死体を埋めて、完全犯罪で終わるはずだった男。 そんな男の前に現れた女。 これは……目撃されちゃってますよね。 このふたり、どうなるのかは、あなたが目撃してください。
完全犯罪を目前にした男に襲いかかるまさかの事態!踏み込んだ場所は、本当に男のテリトリーなのか!?ハラハラとゾクリが怒濤の勢いで押し寄せる、鮮やかな展開のミステリー。お勧めです!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(124文字)
素晴らしいホラー作品です。猟奇的な思考が感じられ、最後にゾクリと出来ます。犯罪者やサイコパスの心理描写が素晴らしく、感服いたしました。ショートなどで詳しく書けませんが見て損は無いです。お勧めです!
近い将来、宇宙旅行が出来る。月に住むことも可能になるかもしれない。しかし、まだ地球上には未開の地が多い。深海の奥底、地殻の先のマントル……そして不気味に掘られた穴のある場所。完全犯罪には、ご注意を!
どうなるのかと思ったら最後は意外な結末でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(29文字)
意外な結末に驚きました。