その時わたしの感じたこと及びクソみたいな世界と輝ける日常についての雑感
あなたらしいと言いたいけれど人間にバリエーションはそうないらしい
世界はクソと高らかに叫ぶ人と世界を変える人は同じじゃない
病み病み病み病み病み病み病み病み病み病この病とっても安い
母を母と初めて認識できた日と父を父だと識る日は異なる
黒い髪 黒い瞳を持つ故に殺された人と会うタイムトラベル
人型兵器を作りパイロットを作り戦争か敵を作る
君に教えた花の名をどうしてか忘れられない滑稽具合
繊細な心情描写を山と積み何も身についてないと知る夜
パイロキネシスではなくて正体は温度の操作 技の名を【恋】
温かいと冷たいとの境目を探り辿り着く血と骨と肉
生まれ変われたら君の声と髪と牙と爪とそれからそれから
紅白歌合戦に出るなら背負いたい色は黄金、次点で紫
とりあえずサンドバッグにしとこうぜサンドバッグ宮殴られ仁を
「疑わしき者は爆する」ゲンスルーサブバラ無限増殖時代
超時空絶滅抹殺覇道咆黒髪そよぐ 君は手を振る
セカイかキミか天秤にかけている間に世界を獲っていた君
「質量差あれば相性なんて無駄」時間停止を引きちぎる君
唯一つローマに続いていない道 武士道という死ぬことの道
自由と民意の勝利として高らかに命じられる戒厳令
雪積もるたびに一拍脈を打つこれが一月の心臓になる
短歌集『百葉箱』 みやこ @miyage
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。短歌集『百葉箱』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます