雪よ、降ってくれ
次の日、今日は雪は降っていない。天気予報では、もう雪は降らないらしい。ようやく寒さも終わるかな。これで君も寒さ対策、そこまでしなくて良くなるかな。自然と君のことを考えるようになった。
いつもの時間に公園に行く。まだ、君は来ていなかった。僕はいつものように、ブランコに乗って待つ。
今日は雪が降っていないので、雲がない。星が空で瞬いている。吐いた息が白い。
いつまで経っても君は来ない。こんなことが前にもあったような気がするな。
そんなことを考えて、君を待つ。
もう夜遅くなった。君は来なかった。しょうがない、今日は帰るか。そう思ってブランコから降りる。その時、はらりと座っていたところから落ちた気がした。見てみると、封筒だ。
こんなもの座る前にあっただろうか。何も書いてないが開けてみる。
「君へ
ごめんね。私は雪を体現した存在なんだ。雪が降らないとこの世に存在してらんない。きっと、もうお別れかな。君の話を聞くの、とっても楽しかったよ。来年も雪が降れば、また会えると思う。だから、それまで待ってて。必ず、会いに行くから」
きっと君からの手紙なんだろう。来年まで待ってらんないよ。今でもすぐ会いたいよ。
ああ、雪よ、降ってくれ
最終話まで読んでくれてありがとうございます
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雪は止んでしまう つばめいろ @shitizi-ensei
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