シカゴピザの瑠夏

企画書案第一稿

連続TVアニメーション企画

シカゴピザの瑠夏

1．イントロダクション

架空の新興都市を舞台に、あらゆる知識とハイテクガジェットを駆使して真実を追う探偵と罪を犯した事実を隠し通そうとする犯人の生き様を描く倒叙ミステリーエンターテイメント。

2．企画意図

倒叙法ならではの「いかにして犯人のアリバイを崩して真実に迫るか？」という魅力を最新学説などを基に考案したSFガジェットを用いて真実を解き明かす楽しさを加える事で、SFと倒叙ミステリーの融合を試みたい。

3．ストーリー

かつて遷都計画に基づき本州内陸部に創建された都市「涼乃森市」。労働を求める人々や移民、外資進出によって急速に発展を遂げるこの街には多くの犯罪と陰謀が渦巻いていた。

しかしその闇に踏み込む女が居た。とあるシカゴピザの専門店にて依頼を受け付け、傭兵時代に身につけた知識とハイテクガジェットで真実に迫る。その名は、シカゴピザの瑠夏。

4．キャラクター

シカゴピザの瑠夏(本名:伊駒瑠夏)（33）

シカゴピザ専門店「Sophia」に勤めながら、楽な老後のために副業で私立探偵を営む女性。軽薄でやる気がないように見えるが、ハイテクガジェットとアメリカでの生活・傭兵の経験で得た知識と洞察力を駆使して真実に迫る。戦友の形見のジェリコ941を愛用する。シカゴピザ を作りながら思考整理をする事が多い。

高仲千紘（15）

市立涼乃森高校に通う男子高校生。心優しくお人好しで放っておけないことに積極的に突っ込む。両親が東京勤めで妹の面倒を見ているため家事や家計のやりくりが得意で、これを認めた瑠夏は助手(家政夫兼会計士)として雇う。

雲上カオル(46)

瑠夏の友人でシカゴピザ専門店Sophiaの店主。オネエ口調で話す。仕事へのこだわりは強いものの面倒見が良く、瑠夏達や常連客の相談相手になってくれる。

エドワード・サリス(67)

瑠夏の友人でDARPA特別技術研究室に所属する技術者。ロマンに生きる破天荒な変人。そそられたアイデアは片端から取り入れてガジェットを作る。

剣丘智鶴(27)

非合法闇運輸会社「剣丘運輸」の4代目社長。大人しいお嬢様だが、大胆な発想と相手を手玉に取る交渉力を武器とする。瑠夏が使うガジェットの配達を担っている。