あとがき
このたびは 『異世界配達便 ~迷宮の奥にも届けます~』 を最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
配達というテーマを通じて、「届ける」という行為がただの物理的な移動ではなく、信念や思いを運ぶものであることを描きたくて、この物語を書きました。
主人公の翔太は、最初はただの普通の青年でした。ですが、配達先での困難や出会いを通じて、自分の役割や使命に気づき、成長していく姿を書けたのは、私自身にとっても大きな挑戦であり、学びでした。
また、この作品にはさまざまな「異世界」の舞台が登場します。それぞれの世界で翔太が直面する課題や対話が、読者の皆さんに少しでも心に残るものであれば嬉しいです。
最終話の舞台となる冥界では、翔太の「届ける」という単純な行動が、世界そのものを救う力になるという結末を迎えました。この結末は、誰もが何かを「届ける」力を持っているのだというメッセージでもあります。あなたが今誰かに向けて行動するその一歩が、誰かを救うきっかけになるかもしれません。
最後になりますが、この物語を楽しんでくださったすべての読者の方々に、心からの感謝を捧げます。そして、翔太のようにどんな困難にも立ち向かい、自分にできることを一歩ずつやり遂げる勇気を、私たちも持ち続けたいと思います。
それではまた、どこかの物語でお会いしましょう!
著者 花咲るん
異世界配達便 ~迷宮の奥にも届けます~ 花咲るん @e7u0z_plq
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