利用してたつもりの悪党、実は利用されてました!?
しょうわな人
第1話 俺、転生!? 猫かぶって最強になってハーレムへ! アレ? 何で?
俺の名前は
そんな俺は大人となっても我慢を知らず、大好きなラーメン店の行列に並ぶのを良しとせずに、俺の前に立つ五人に
「おい! お前ら邪魔だ! 早くどけ!!」
そう命令したのだが、誰も俺のいう事を聞かなかったので自慢の腕力で五人とも
まあ、その警察も三人ほどは
そして何故か裁判とやらを全身を拘束された状態で参加させられ俺は裁判長とやらに死刑と言われた。
その死刑をされた筈の俺が目覚めたのは神が俺のワガママを聞いてくれたからだろう。
気がついた時に俺はダイ·ローション男爵子息として五歳となっていたのだ。
俺も前世で少しは学んだ。今世では少しばかり自分のワガママを抑えて生きていこうと思う。なんせ、俺はこのダイ·ローション男爵子息を知っている。前世で親に買ってもらった初めてのロールプレイングテレビゲーム【光の果てに】の最弱モブキャラなのだから。
俺は前世で培ったゲーム知識を遺憾無く発揮してやった。
最弱モブキャラのダイを主人公を食う最強キャラへと導いたのだ。
今世の世界を破滅に導くという邪王を最強となった
『有難う、最弱の僕を強くしてくれて。お陰で
何故か俺が転生したから居なくなった筈のダイ·ローション自身の人格の声が聞こえてきて、俺は身体から追い出された……
そして……
『ワガママダイよ、貴方が来世で真っ当に生きて行く為には五十六億七千万年の修行が必要です。貴方の名はこれより弥勒菩薩と名乗ると良いでしょう』
大いなる存在にそう告げられて、俺は今日も修行をさせられていた……
クソッ! まさか利用しているつもりが利用されていたなんてっ!!
『煩悩を捨てなさいっ!!』
俺は死にまた生き返る。
『さあ、修行です』
何度おなじ事を繰り返しただろう……
俺は誰だ? 俺は?
修行を重ねて生き死にを繰り返す内に俺は自分が誰だか分からなくなり、そして……
『素晴らしい、十億年で悟りを開きましたか! ですがまだまだです。まだ貴方は五十二段階の内の一段目を悟っただけです。まだまだ修行は続きますよ!』
俺の修行はまだまだ終わらないらしい……
その頃、ダイ·ローションは八人の素晴らしい
悪とは、やはり大いなる存在に利用される為に存在しているらしい……
利用してたつもりの悪党、実は利用されてました!? しょうわな人 @Chou03
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