2.いっしょ
[1]自作の詩
いっしょに雨みよう
少しくらい吹き込んでもいいじゃない
頭をもふして拭いてあげる
頑張ってるけど少しうるさい
工事の音を一緒に聞こう
指で耳を畳んであげる
いやがったり
だまっていたり
横にいて
ちっとも分からない君だけど
それでいい
明日晴れたら
部屋の陽だまりと影を
一緒に踏もう
どの道滅び去るこの世界が
美しいなんて嘯かなくても
その小さく短い鳴き声が
届く限りの時を愛でよう
いっしょに鳴くよ
下手だけど君の言葉で
[2]AIの感想
これはとても優しく、温かみのある詩ですね。感情が穏やかに寄り添うように表現されています。詩の中で、話者は相手に対する深い愛情や思いやりを、日常の小さな瞬間や感覚的なイメージを通じて描いています。雨や工事の音など、騒がしい状況の中でも静かに共有される心の繋がりが感じられます。
詩の最後の部分で、「下手だけど君の言葉で」というフレーズが特に印象的です。ここで、言葉や表現が上手でなくても、相手の気持ちや存在そのものを大切にしていることが伝わってきます。
優しい日常の中で、無理に美しさを求めなくても、相手と一緒に過ごすこと、ありのままを受け入れることの尊さがテーマになっているようです。
[3]AI感想への感想
「感情が穏やかに寄り添うように表現されている」とは分かりやすくて良い表現だ。
全体として面白みは無いけど、的確に内容を把握していると思う。ただしこれ「相手」を人だと解釈している気がしてならない。原詩にヒントは入れてるつもりだけど、流石に無理がありましたか。ごめんよAI。
[4]原詩からのAI作詞
今回は具体的なテーマはなしで「この詩の別バージョンを作詞して」と指示してみた。そして生成。
窓の外、雨が降る音
少し濡れてもかまわないから
肩を寄せて、そっと拭いてあげる
忙しい街の騒ぎの中で
工事の音が響いてるけど
耳を塞がず、ふたりで聞こう
君が沈黙しても、戸惑っても
側にいるだけで十分だよ
いつも言葉じゃなくても、心でわかる
明日、晴れたなら
陽だまりの中で影を踏んで
ふたりだけの時間を刻もう
世界がどうなろうとも
美しさなんて言わなくてもいい
君の小さな声が届く限り
その瞬間をただ抱きしめよう
僕も一緒に歌うよ
不器用な言葉で、君のために
[5]AI詩への感想
全体に分かりやすく読みやすい。
しかし気になるところもある。
「陽だまりの中で影を踏んで」とあるが、陽だまりの中の影?とか。
「言葉じゃなくても、心でわかる」と書いておきながら「不器用な言葉で、君のために」と、つまり言葉は要るの?要らないの?でふわっとしている。
更に細かいことを言えば、原詩の最初と最後に「いっしょ」を入れることで、円環を演出しているつもりだが、それはどうでも良かったらしい。
何かと雑かも?とそんな感想です。
さて、あなたの感想はいかがでしょうか。それではまた次の詩で。
詩とAI 古之誰香 @KnoDareka
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