家族という存在の恐怖

家族という信頼できるはずの存在が突然狂気に染まり、日常が崩壊する恐怖。

謎を全て解き明かさないまま進む展開が、苦さを含んだ後味の悪さを誘い、読み手を恐怖と狂気で刺してくる。

体調が悪い時に見た悪夢である事を願うばかり。
非常に非情で、狂気です。