第二魂

荒地を抜けた先に町を見つけた龍一は町の探索を始めた


龍一「ついにスゼール町に来たか!だが、誰もいないな」


龍一「おーい!誰かいるのか!」


龍一は叫んだ!だけど声は聞こえなかった


龍一「困ったな……だけど探さないと!」


龍一は町のあたりを探し始めた、すると町の中心部で町の老師が倒れていた


龍一『(あそこに誰か倒れてる!)』


龍一はすぐに町の老師のもとに向かった


龍一「おい!大丈夫か!」


町の老師「み………水を……」


町の老師が水を欲しがっていた


龍一「水ですか!はい!どうぞ!」


龍一は水を差し出し老師に飲ませた


町の老師「すまんのう」


老師は飲み始め


町の老師「おお~生き返ったわい」


龍一「よかった〜!ところでどうして倒れていたんですか?」


町の長老「実はなこの町の人たちはわたし以外全員連れ去られてしまったんじゃ、それを庇おうとして、返り討ちに遭い」


龍一「それはお気の毒に!町の人たちははどこに連れ去られてしまったんですか?」


町の老師「それは、念我教という奴らがやってきて、近くの武器工場に連れ去ってしまったんじゃ」


龍一「あいつらか!」


町の老師「っでお主さんはなんて名前じゃ?」


龍一「あっ!忘れてた!俺の名前は青山龍一」


町の老師「青山龍一か!わしはこの町の老師をしておる」


龍一「じゃ!俺はちょっと倒してくる!」


町の老師「分かった、でも生きて帰って来るんじゃよ」


龍一「あぁ!!」

−−−

ここは念我教が所有する武器を作る場所だ!ここで町の人たちを連れ去り強制で武器を作らせている


念我教の戦闘員「おい!さっさと働け!」


念我教の戦闘員「ザキラ様に貢献するのだ!」


???「ザキラ様はこの大陸の支配者になるお方!!そのためにもお前たちみたいな奴らが必要なんだよ!!」


遠くの崖から龍一が覗いている


龍一「あそこか!!よし行ってみるか!」


龍一「とう!!」


龍一「はっ!はっ!はぁーーーーー!!」


念我教の戦闘員「ぐばぁーーーッ!!」


念我教の戦闘員「ギャビーーーーーーーッ!!」


龍一「よし!ここの警備はガバガバかー?」


龍一「さて行きますか!!」


???「なっなんだ貴様は!!」


龍一「俺の名は青山龍一!お前たちを倒しに来た!」


???「俺たちを倒しに来た?ハァーーーハッハッハッハッ!!なら倒してみろよ!この俺様を!!」


???「だがまずは俺の部下たちに相手をしてもらう!!」


???「野郎ども!俺たちが最強ということを分からせてやれ!!」


念我教の戦闘員「おい貴様!俺たちを舐めてると痛い目に遭うぜ!」


念我教の戦闘員達「ウォーーーーーーーッ!!」


龍一「はぁーーーーーーー!オラ!オラ!オラ!オラーーーーッ」


念我教の戦闘員達「うわーーーーーーーーーッ!!」


???「なっなんだと!俺以外倒しただと!」


龍一「さあ!ここからが本番ってことか!」


???「俺様の名はシュゲ!ザキラ様に歯向かう者は俺様が許さない!!」


シュゲ「俺様の武器は剣だ!!この剣裁きでお前を真っ二つにしてやる!!」


シュゲ「くらえ!!〝武陣断葬斬〟(ぶじんだんそうざん)!!」


龍一「よっと!あぶねー!」


シュゲ「避けれるとはな!ならばこれで決めてやる!」


???「待て!そこの荒くれ者!!」


シュゲ「だっ誰だ!?」


???「ちょっと闘気を感じて寄ってみたのだが、まさか念我教の奴らだったとはな!」


???「それと、名を名乗らないと!拙者の名は神宮寺政秀、以後お見知り置きを」


シュゲ「神宮寺政秀だと!ならば野郎ども!


龍一「まだいやがったか!」


龍一「(あとあいつ武士なのか?あと刀を二本持っている!)」


政秀「あの?其方の名前はなんという名ですか?」


龍一「俺の名前は青山龍一だ!よろしく!」


政秀「青山龍一か、どっかで聞いたことがあるんだけどな?」


龍一「まっそれより俺は残党を倒す!お前はあの野郎を倒してくれ!!」


政秀「なるほど!ならばよろこんでお受けしましょう!!」


龍一「助かる!じゃあ!行くか!」


龍一「(この量の残党を倒すであれば、使ってやるか!)」


龍一「青龍劉掌拳!〝青龍岩砕掌〟(せいりゅうがんさいしょう)!」


念我教の戦闘員達「うわぁーーーーーーーー!!」


龍一は一撃で念我教の部下シュゲの戦闘員たちを吹き飛ばした!


龍一「よし!倒したぞ!あとは政秀、お前だけだ!」


政秀「シュゲというやつ!拙者の技で成敗する!」


シュゲ「ふん!お前に何が出来るというんだ!」


政秀「ならば見せましょう!拙者の流派を!獄門二刀流(ごくもんにとうりゅう)!」


獄門二刀流とは、遠くの昔の武士が使っていた流派であり、二刀の刀を武蔵型で持ち、素早い斬撃を繰り出したり、斬撃を飛ばすことができる流派である


シュゲ「獄門二刀流?聞いたことねぇーな!」


政秀「これでこの流派の恐ろしさを知ることになる!」


シュゲ「なんだと!ならば〝武陣断葬斬〟!」


政秀「獄門二刀流!〝魔風迅殺〟(まふうじんさつ)!」


シュゲ「俺様の技を相殺しただと!そんなバカな!!」


政秀「これで決める!獄門二刀流!〝刹那斬り〟(せつなぎり)!」


政秀「あとあなたの技、〝武陣断葬斬〟は獄門二刀流の一つだ!」


シュゲ「なっなんだと!」


政秀「無駄な殺生はしたくないからな!」


龍一「おい!政秀!まさか殺そうとは思ってないよね?」


政秀「そうとは思っていない!」


龍一「そうか!ならばザキラを倒して、この世界を救う!」


シュゲ「ふん!それはどうかな!あいつは念力を使い敵を翻弄する奴だ!!」


龍一「あと町のみんなを解放しろ!」


シュゲ「チッ!わかったよ!」

−−−

町のみんな「龍一さん!政秀さん!ありがとうございます!」


町の老師「龍一さん!本当にありがとうございます!」


龍一「ただこの大陸を脅かす奴らは許さないだけなんで!」


町の老師「それとお仲間を増やしたそうで!」


政秀「拙者の名は神宮寺政秀と申す、以後お見知り置きを!」


町の老師「政秀という言うのですね」


町の老師「あとこれはお礼の印です」


龍一「あっありがとうございます!!」


政秀「こんなに貰っていいのですか?」


町の老師「いいですよ、あと龍一さんこのバイク、直しておきました」


龍一「ありがとうございます!って直せるんですか!?」


町の老師「あぁ、直せるともこれでもわしは整備士だからのう」


政秀「まさかこのバイクって?」


龍一「そう!実はこのバイクはね!車にもなるし、飛行船にもなる!だが移動用だから武器は積んでいない!!」


政秀「そうなのか!」


町の老師「じゃあ行くのだな、旅に」


龍一「はい!行くぞ、政秀!!」


政秀「あぁ!!」


町の老師「気をつけて行くんじゃ」


政秀「っでこれからはどうするんだ?」


龍一「仲間探しとザキラを倒すことかな?」


政秀「そうか!」


龍一「行くか!ザキラを倒しに!」


政秀「そうだな!龍一!」


こうして龍一は初めての仲間ができた!まだ大いなる闇が侵食するばかり、龍一と政秀の旅と戦いはまだまだ続く!


To be continued


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