さあ! 小説を書こう……??
さて、一般的な小説の書き方と言いますと……皆様どのように書かれておりますでしょうか?
登場人物を決めて
世界観や設定を決める
テーマを決める
話の流れを決める(起承転結)
プロットを組み立てる
執筆
……の様な流れでしょうか?
私の尊敬するカクヨム物書きさんの中にも、『山場はいくつか作る!』とか『良いことのあとには悪い展開を持ってくる』だとか、起承転結に合わせて構成を考えるだとか、なるほどなるほど! と思える事を書いておられます。
だがしかしっ! 東雲が同じように紙にそれを書き出そうとしてもなんにもでてきません(笑)
困った〜!(;´∀`)
書き方テンプレートみたいなのに、わかりやすく書き方が書かれていると言っても過言ではないのに、なんにも出てこないんです(泣)
わかりやすく(?)例として自作の『アルカーナ王国物語』の制作過程を思い出しながら書いてみようと思います。
『アルカーナ王国物語』は、東雲の娘(当時小4)の為に書いた物語です。
その時娘はもう小学生の定番、ゾロリシリーズは幼くて、愛読書はつばさ文庫。ハリー・ポッターのような物語を読むのはちょっとキツイ……くらいの読解力でした。
アニメはすでに何でも観ていたと思います。
ふりがなが無いと漢字が読めず、東雲が持っていたコバルト文庫(現在のオレンジ文庫)を毎晩読み聞かせで読んでいました。
読み聞かせてもらえば話は理解できました。
なので、一人で読めて、コバルト文庫よりも少し優しめ……の内容のファンタジーを目指そうと思いました。
娘は親から見てもはつらつとしたタイプに見えますが、本人は自分に自信がなく、友達と上手くいかない、自分を上手く出せていないと感じている様でした。
なのでちょっと自分に自信がないけれど、周りに助けられながらも強く生きていく女の子を主人公にしよう! と考えました。
主人公を女の子にしたので、やはりヒーロー役がいります。
ここからは「どうせ娘しか読まないのだから、自分の趣味全開にしよう」と思い、ヒーローは絶対に剣士がいい! しかも魔法は使えない。髪の毛は赤色! 口は悪いけど、根は優しいタイプがいいなあ……と自分の性癖を全詰め(笑)
そして主人公のイルは女の子だけれど、東雲の大好きな狼に変身出来たらどうだろう……?
中心の主役二人のイメージが出来てきたら、細かい設定を考え……と言うか妄想します(笑)
目の色は? 身長は? 好きな食べ物は?
口癖はどうしよう? 性格は?
彼女達の世界はどんな世界にしよう?
架空の異世界で、魔法も魔物もいる。多分探せば龍もいる。けれど基本的には魔物が跋扈して魔王なんかがはびこっている世界ではなく、魔物も動物と同じ感覚で住んでいる世界にしようと思いました。
そこから、なんとなく世界地図みたいなのをふわっと紙に落書き(本当にふわっとです。方角とこの辺に森、この辺に街、国くらいの)
これは話を書いている最中に「あの村ってどの辺りにあるんだっけ?」とか「どんな気候の国なの?」自分が忘れないようにする為の覚え書きみたいなものです。
国の名前はどうしよう……ネットや本で意味やゴロの良さそうなものをピックアップ。
そうやって探していく内にこんな国にしようだとか、こんな森があったらいいな、だとかとにかく世界観のイメージを固めていきます。
そして世界観のイメージが大体固まった所で、作った登場人物を配置。
作った箱庭に自作の登場人物を置いていくイメージですね。
とりあえず世界観にキャラクター達を置いてみて……どう動くか観察です。
……は? お前何言ってんの? と思ったアナタは正常です(笑)次回に続きます……!
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