深愛〜僕と君が愛に出会うまで〜

桃口 優/ハッピーエンドを超える作家

愛の連句

駅のホーム。「おはよう」という四文字がただ言えなくて君を見つめる。


同じ制服だからあの人は私と同じ学校かな?


目が合って『おはよう』と声をかけてみた。胸がきゅーって苦しくなった。


「またね」ってあいさつなのに嬉しくて明日が来るのが楽しみになる。


通学路。君を見つけて走りだす。胸の鼓動が止まらないよ。


恋の音が響いてきたの。明日から学校でどう接したらいい?


この恋は、日が経つほどにどんどん加速している。早く伝えたいな。


どんな時も全力で挑む姿に私は惹かれていた。


放課後に君を見つけ「大好き」と、ただその言葉しか言えなかった。


告白に胸の奥が熱くなる。だって私もあなたが好きだから。


初デート。ペンギン好きな君のために水族館にしようと思う。


前日からドキドキがずっと止まらない。早く明日になってほしいな。


隣りに君がいる。それだけでただ嬉しくてドキドキしている。


突然の真面目な顔にドキッ! 恥ずかしくてうつむいちゃった。


今日が楽しすぎて君と離れるのがまだ惜しいな。


2回目のデート先は私が選ぶね。あなたの喜ぶ顔を見たいから。


おやすみと電話を切るとすぐにまた君の声が聞きたくなる。


水色のロングスカートが「かわいい」とはにかみながらほめてくれた。


いつの間にか夜が明けていた。君とは何時間でも話していたい。


「会いたいな」って何度言っても足りないぐらいあなたが大好きなの。


桜の花びらが君の頭についていた。優しく頭をなでた。


かわいいと笑うあなたが浮かぶから初めて買った揺れるピアス。


かっこいいと言われたくていつの間にか君好みの服を探している。


祭りの日。人混みの中ドキドキし初めてつないだあなたの右手。


会う度にどんどん君を好きになる。僕にどんな魔法をかけたの?


紅葉よりもっと君を見ていたい。その目はもう反則だよ。


写真を撮る時はいつもぎゅってくっつく君が愛おしいよ。


黒色のロングコートを着たあなた。手を繋いだら気づかれちゃうよ。


きれいだねと君があまりにはしゃぐから雪の寒さも忘れちゃうよ。


手帳にデートの日のマークが増えて、何度も見返しちゃうよ。


何度会っても全然足りなくてずっと君と一緒にいたい。


あなたと1秒でも長くいたいと最近よく思っちゃう。


「同棲しよう」と君に伝えると子どもみたいに飛び跳ねていた。


おそろいのものがほしくて初めておねだりしたドットのパジャマ。


朝起きて君が隣にいることが幸せすぎて頬が緩むよ。


朝ごはんをおいしいと食べるあなた。その顔をずっと見ていたいな。


ケンカして初めて君の心の奥に触れた。謝りにいくよ。


寂しいからケンカはすぐに仲直りすると約束しよう。


一生君だけを愛すると、愛し続けると君に誓う。


あなたに出会うために私は生きてきたと心から思う。


何年経っても君の隣には僕がいたい。そのために僕は努力するから。


初恋じゃなくていいの。あなたの最愛の人に私はなりたい。


変わらない思いがあると人生をかけて僕が証明するよ。


あなたと結婚してよかったとこれからずっと思える気がする。


結婚とは君を今よりたくさん知る最高のことだよ。


結婚後「ママ」と絶対呼ばれたくない。寂しいから。


円満の秘訣は我慢? そんな寂しい夫婦にならないから。


あなたがそばにいるなら私はどこでだって生きていける。


君には秘密はないよ。なんでも話をすると約束するね。


あなたは夫であり親友だ。どんなことも話ができる。


毎日顔を合わせているのにどうしてこんなにドキドキするの?


恋人の頃によく行ったデート先。これから先も何度も行こうね。


結婚後も君に恋をし続ける。『恋』に終わりはないのだから。


おはようのチューは、まだ恥ずかしい。でも、幸せ感が癖になりそう。


君の声を聞くと安心する。これが幸せというものかな?


あなたとのメッセージならスタンプだけでずっと続けられるよ。


夜の散歩。きらめく星を見上げるより君の隣がただ心地いい。

 

寝る前にベッドでお話することが楽しすぎてまだ寝たくないな。


初夢は好きと伝える夢だった。今から正夢にしてもいいかな?


チョコをあげた私がときめいた。あなたの反応がかわいかったから。


『お返し』じゃなくて僕は、愛情をくれた君に『お礼』がしたい。


連休のデートは最高のものにする。まだまだ素敵な日は増やせるよ。


『織姫』って突然呼んだら君は「なに、彦星?」と笑ってくれた。


二人の誕生日が近いのは偶然? いや絶対そうじゃないよ。


誰よりも君に祝ってほしくて誕生日のアピールをしちゃう。


「お菓子ちょうだい」と手を広げるあなたがかわいい。ハロウィンだから?


今日は二人の初めて結婚記念日。僕からのサプライズは⋯⋯。


今日は聖なる日だけどあなたはいつも私の光りだよ。


二人で笑ったことを振り返りながらこれからは年を越そうね。


パジャマだけじゃなく普段着も全部お揃いにしちゃおうよ。


一緒に生活してると好きな味もいつの間にか同じになった。


あなたの好きなことを私も好きになりたいと最近思う。


「おかえり」って言ってもらえるとそれだけで心が満たされる。君はすごいね。


『愛夫家』を競う大会があったなら絶対一番になる自信がある。


君の思いつくことはいつも斬新。君を尊敬している。


私をただひたすら甘やかしてくれるあなたはきっと神様ね。

 

君は女神様になってね。どんなことでも同じでいたい。


あなたがいない生活なんて考えられないぐらい好きだよ。


うん、僕も。君のために生きるのが僕の一番の幸せだよ。


あなたが何度もきゅんとさせるから私はその度に恋に落ちていく。


君があまりにも素敵だから、僕は愛しているとまた言いたくなる。


「若い子に恋しちゃダメだからね」私だけに夢中でいてほしい。


目が合えば一瞬で僕の世界は君だけになる。どこにもいかないよ。


落ち着いた男性がタイプ。スマートに私をリードしてほしいから。  


年上の女性が好きだった。甘えたいと思っていたから。


考え方がからっと変わった。あなたが一途に思ってくれたからだよ。


僕よりも甘えん坊な君だった。「同じだね」って笑い合えるよ。


恋人同士の頃より今の方がラブラブ度は確実に高いよ。


仲のよさを競う大会があれば私たちは優勝ね。


あなたの話す人生の場面にはいつも『私』がいて感動しちゃう。


君といる人生の中で『後悔』したことはない。これからもしない。


これまでの辛いこと全て忘れられる。今はあなたが守ってくれる。


君を守り、幸せにするために僕はこの世に生まれてきた。


あなたばかりが自分を犠牲にしないで。だって好き同士でしょ。


君と僕。価値観がほぼ同じかも。出会いを運命と呼んでもいい?


あなたのためなら頑張れる。私の原動力はあなただから。


君が無理をするのはいつだって僕のためだよね。もう無理させない。


あなたを思っていない時はない。どんな時でも考えているから。


たとえ君が頼ってこなくても僕は迷わず助けるから。


私はあなたに恋をしてずっと探していた居場所を見つけた。


君に恋をしてからわかった。『恋』って人を強くするね。


あなたと出会ってからずっと日々に光が降り注いでいるよ。


辛い時君がいるから頑張れる。君は僕の生きる希望だ。


あなたがいると肩の力が抜ける。一人じゃないからかな?


これからもどんな時でも二人で協力して乗り越えようよ。


あなたはいつも私を理解しようとしてくれる。ホントありがとうね。


辛い時は僕が君を笑わすよ。暗い気持ちを吹き飛ばすから。


姪っ子と同じペースで話すあなた。この人を選んでよかったと思う。


もし過去にいけるなら、過去の君を救う。僕が連れ去ってもいい?


『永遠』をあなたといると信じてみようと思えた。あなたは特別。


来世も君と一緒がいい。君も同じように思っている?


やっと出会えた。『愛』は僕と君の心を結んだ言葉だったね。


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